4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
「朝きちんとメイクをしたのに、汗で崩れてしまう…」
「気づかないうちに、下まぶたにアイメイクが落ちていないか心配!」
などなど、夏のアイメイクのお悩みはいろいろ。特にマスクをつけていると、メイクがいつもの何倍も崩れやすく、気温が高い日はお直しするのも大変ですよね。
今日は、夏の暑い時期でも崩れにくいアイメイク方法をご紹介します♪
夏メイクの必殺技!「汗で落ちない」アイメイク3つのコツ
【1】メイク前が肝心!「パウダー」で肌をサラサラに
アイメイクの崩れにくさは、『メイク前』がポイント。
まぶたのお肌が汗やスキンケアべたついていると、アイシャドウやアイラインを入れてもうまくのらず、時間が経った時に崩れやすくなります。
この目元のサラサラ感を意識されてる方は、意外と少数。けれど、メイク崩れを防ぐためのとても大切なポイントなのです。
ベタつきをオフするアイテムとして便利なのが、フェイスパウダー。
パウダーでまぶた周りの肌をサラサラにしておくと、アイメイクのもちが抜群に良くなります。パウダーがない場合は、いつものファンデーションでも大丈夫。
アイメイクの前に
- まぶた
- 涙袋
- 目頭
この3ヶ所をパウダーでサラサラにしておきましょう。
眉毛も同様。パフやスポンジで、眉毛と眉毛の隙間を埋めるようにトントンとのせればOK。たったこれだけの事ですが、汗に強いアイメイクのための大切なひと手間です!
【2】崩れ方が全然違う!「ウォータープルーフのアイライナー」
ウォータープルーフタイプのアイライナーを使うと、水や汗、皮脂に強く、くずれにくくなります。プールや海などの夏のイベントだけではなく、夏のアイメイクにはウォータープルーフタイプがやっぱりおすすめです。
ウォータープルーフタイプのアイライナーといっても、種類は様々。大きくは、ペンシル、ジェル、リキッドの3タイプに分かれています。
崩れにくさでおすすめなのは、「リキッドタイプ」または「ジェルタイプ」。
そして私が考える、優秀なウォータープルーフタイプアイライナーを選ぶ基準は、次のの2つ。それは、アイライナーの「筆の部分」の
「太さ」
と
「コシ」
があること、です。
筆記用具の筆ペンを使う時をイメージしてみてください。筆が細くて柔らかいと、筆先が不安定で1本の線を引く時にガタガタしてしまいますよね。でも、これがマジックのように固さがあって太いと、一気に安定したラインが描けます。
「繊細な目元にアイラインを描くために、細く柔らかいタイプを選んでいた」
という方が多いのですが、なるべく太くコシのあるものを使うことで、安定したラインが引けます。
落ちにくさにこだわっても、描きにくければ使いこなすことはできません。そのため、描きやすさで選ぶことも大切です◎
【3】最後の仕上げはしっかり「ぼかす」!
落ちにくいアイメイクの最後のポイントは、『しっかりぼかす』こと。
「チップでぼかすと、きれいに描いたアイメイクが崩れてしまいそう」と心配する方も多いのですが、アイシャドウやアイラインをひいただけだと余分なパウダーや皮脂が残っているケースが多々あり、崩れやすくなってしまいます。
仕上げは何もついていないチップやスポンジを使って優しくぼかしましょう。
特に、アイシャドウと肌の境目を丁寧にぼかすことで、落ちにくくなるだけでなく、肌にふんわりとなじみますよ。
まとめ
暑くなりそうな、今年の夏。ポイントを丁寧におさえてメイクすることで確実に「落ちにくさ」はアップします。
- アイメイク前がポイント!「パウダー」で肌をサラサラに
- アイライナーはウォータープルーフタイプでリキッドかジェルをセレクト
- アイメイクの仕上げは「しっかりとぼかす」
お直しいらずで一日中キレイな仕上がりのために。汗に崩れにくいアイメイクの3つのポイントを意識しながら、朝のメイクを試してみてください!
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!