4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
「毎日同じアイシャドウを使っていると、どうしてもワンパターンなメイクになってしまう…」
私のメイクレッスンでは、参加者の皆さんからこんなアイメイクのお悩みやご質問を多くいただきます。でも実は、同じアイシャドウを使っていても、塗り方次第でいつもと違う印象を作れます。
今日は、手持ちのパレットでできる、瞳が大きく見える「大人可愛い」アイシャドウの塗り方をご紹介します♪
手持ちのパレットで瞳が大きく♪「大人可愛い」アイシャドウの塗り方【2つのポイント】
印象を変えるのは「色」だけじゃない!
毎日使っているアイシャドウパレット。特にブラウン系のパレットはとても使いやすい人気カラーですが、その反面ワンパターンなメイクになりがちですよね。
イメージチェンジしたい!と思ったとき、アイシャドウの色を変える方が多いと思いますが、メイクは「色」だけでなく「質感」「形」という3要素で構成されています。つまり、同じ「色」のままでも「質感」と「形」を変えることで、全く違う印象を作れるのです。
例えば上の写真のような4色パレットのアイシャドウ。同じ色のまま、その塗り方を変えるだけで
「大人っぽく綺麗な印象」
「可愛い印象」
「オシャレでキリッとかっこいい印象」
など、全く違う仕上がりになるんですよ。次にご紹介する2つのポイントを意識しながら、アイシャドウを塗ってみてください。
【1】アイシャドウの高さを出す
大人可愛い、つまり、見る人をキュンとさせるような印象の目元を作りたい時のアイメイクのポイント、まず1つめは
『高さをだす』
ことです。
アイシャドウをチップやブラシにとったら、目の際から眉の下までしっかり、高さを意識して塗ってみましょう。
3色以上のアイシャドウでグラデーションを作るときも、上記のイラストのようなイメージで縦幅を出していきます。高さを出すことで、目を開けた時に縦幅が際立ち黒目がちに、可愛らしく見える効果があります。
アイシャドウに加え、アイラインも黒目の上を太めに、長さは短めに描くと、可愛くクリッとした目元になります。
反対に、横幅を長めにアイシャドウを塗ると、知的な印象の目元に。
「たったそれだけ!?」
と思われるかもしれませんが、高さを意識するだけで驚くほど印象が変わりますよ。手持ちのアイシャドウで簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
【2】自然なツヤ感をプラス
大人可愛い目元を作るメイクのコツ、2つめは、仕上げに『ツヤ』をプラスすることです。
ちょうど目を開けた時に瞳の上の辺りにツヤが出るように、アイシャドウパレットのメインカラーを最後に重ねていきます。パレットにツヤ感をプラスできるシャドウが入っていない場合は、単品のツヤ感シャドウでもOK。艶めきが、まぶたの中心部分に出るように塗るのがポイントです。
最後はマスカラ。瞳の上の部分を重点的に塗ってまつ毛を立てれば、魅力的な大人可愛いアイメイクの完成です。
まとめ
毎日使っているアイシャドウ。塗り方を少し変えてみるだけで、目元の印象は大きく変わります。手持ちのアイシャドウパレットで、いつもより大人可愛い黒目がちな目元に仕上げるためには
- アイシャドウの高さを出すこと
- まぶたの中心部分にツヤをプラスすること
そして、最後にマスカラで黒目の上のまつ毛をしっかり立てることがポイントです。ぜひお試しください♪
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!