みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第59回目の2品弁当は
- ゴロゴロ野菜の酢鶏
- ごま風味のマヨ薄焼き卵
のレシピをご紹介します。
先日、薄切りの豚肉で作る「簡単酢豚」をご紹介したところ「酢鶏も教えてほしい!」とのリクエストをいただき(ありがとうございます~)。一口大の鶏に合わせて野菜もゴロゴロと乱切りにして、食べ応えのある「酢鶏」を作ってみました。
もう1品は、フライパンですぐに作れる「薄焼き卵」。やわらかくなるようマヨネーズを入れて、ごま油で焼くと中華にもぴったり!とても簡単ですので、ぜひお試しください♪
野菜ゴロゴロ!簡単「酢鶏」「ごまマヨ薄焼き卵」2品弁当
1品目 マヨ薄焼き卵
(材料)1人分
- 卵 1個
- マヨネーズ 小さじ1
- ごま油 小さじ1/2
(作り方)
1) ボウルに卵とマヨネーズを入れて混ぜ合わせる。フライパンにごま油を広げて中火で熱して流し入れる。
2) フライパンの蓋をして弱めの中火にして2分程度加熱して、ヘラ等で裏返して両面焼いてとりだす。
※フライパンは洗わずにすぐに2品目(酢鶏)を調理できます
2品目 簡単酢鶏
(材料)1人分
- 鶏もも肉(鶏むね肉でもOK) 100g
- (A)塩 ひとつまみ
- (A)酒 小さじ1
- にんじん 3cm程度(30g)
- エリンギ 小1個(30g)
- ピーマン 1個(30g)
- たまねぎ 1/4個(50g)
- かたくり粉 小さじ1
- ごま油 小さじ1(1/2ずつ肉と野菜に使います)
- (B)ケチャップ 大さじ1
- (B)酢 大さじ1
- (B)水 大さじ1
- (B)しょうゆ 小さじ1
- (B)砂糖 小さじ1/2
(作り方)
1) 鶏もも肉は、筋を切って血合い等をとり除き、ひと口大に切り(A)の塩と酒をもみ込む。(B)は合わせておく。
2) 野菜は小さめの一口大に切り、耐熱容器に入れる。ごま油(小さじ1/2)と塩ひとつまみ(分量外)をからめる。
※野菜が多めなので、塩は少し多めに。
3) 蓋をして、電子レンジで3分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています
4) (1)の鶏肉にかたくり粉をまぶし、フライパンにごま油(小さじ1/2)を入れて中火で熱して並べ入れる。
5) ふたをして3分程度、鶏の皮目がカリッと焼けるまで火を通す。全体を裏返してもう片面も焼き、キッチンペーパーで余分な油をしっかりとふきとる。
※こげつかない加工がされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です
※ここで油が残っているとタレが肉にのらないのでしっかりとふきとってください
6) レンジ加熱した野菜と混ぜ合わせた(B)を入れて絡め、汁気を炒りとばす。
※お弁当おかずなので、しっかりと汁気をとばしてください
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。
※左半分に斜めになだらかな坂になるようにごはんを入れると、薄焼き卵が入れやすくなります
※冷ます時には割りばし等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます
2) ごはんの横に薄焼き卵を敷く。
3) 酢鶏を薄焼き卵の中に入れる。
4) ごはんに炒りごまをちらして、ショウガの甘酢漬けを添える。
※分量外の材料(ごはん1人分、いりごま、ショウガの甘酢漬け・・・各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
今回は鶏肉に合わせて野菜もゴロゴロと大きめに。鶏肉を焼くのと野菜のレンジ加熱を同時に行うので、忙しい朝も時短で楽々ですよ。
薄焼き卵はとても優秀で、ごはんにたれが移らない仕切りがわりにもなりますし、ケチャップ味の酢鶏にとてもよく合います。ぜひ一緒に作ってみてください。
お肉も野菜もたっぷり!卵も1個分入っていますので、2品でも満足弁当です!
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!