みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第84回目の2品弁当は
- ちくわの磯辺焼き
- 野菜のキンピラ
のレシピをご紹介します。
4月から1人暮らしやお弁当生活がはじまる方向けに、一口コンロでもラクに作れる!「フライパン1つの2品レシピ」をご紹介しています。
フライパン1つレシピといっても、シートで仕切りを作るなど、細やかなことをするのではなく!2品のおかずを、途中フライパンを洗わずに手軽に作ろう!というものです。
今回は、節約の味方!「ちくわ」を2本使ったボリューム弁当!副菜の野菜のキンピラは、薄切りの野菜で作ると楽々です♪
簡単2品。お試しくださいね!
フライパン1つ「ちくわの磯辺焼き」「野菜のキンピラ」2品弁当
1品目 ちくわの磯辺焼き
(材料)1人分
- ちくわ 2本
- 薄力粉 大さじ1
- 水 大さじ1
- 青海苔 小さじ1
- 油 大さじ1強
(作り方)
- ボウルに薄力粉と水、青海苔を入れて混ぜ、縦半分に切ったちくわをからめる。
- フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)を並べ入れる。こんがりと焼けたら裏返してもう片面もこんがり焼く。
※裏返した際に、ヘラでペタンコにして焼くと、少ない油でも全体がカリッと焼けます。
※紙タオルの上に取り出して油を切りましょう
※フライパンは洗わずにそのまま副菜を作りましょう
2品目 野菜のキンピラ
(材料)1人分
- ごぼう 50g
- ピーマン 1個(30g)
- にんじん 3cm程度(30g)
- 塩 ひとつまみ
- 砂糖 小さじ1/2
- しょうゆ 小さじ1/2
- 酢 小さじ1
- すりごま(白) 大さじ1
(作り方)
- ごぼうは斜め薄切りに、ピーマンは乱切り、にんじんは拍子木切りにする。
- メインの磯辺焼きを作ったフライパン(中火にかけたまま)に、ごぼう、にんじん、ピーマンの順に並べ入れる。
※蓋をして1分程度蒸し焼きにします
- こんがりと焼けたら裏返して、もう片面も焼く。
- 砂糖、しょうゆの順に入れて、その都度よく炒める。仕上げに酢を回し入れてしっかり炒めて汁気を飛ばし、すりごまをからめる。
※調理は、直径20cm程度の小さめのフライパン使用。ぴったり合う蓋も必要です
2品弁当の詰め方プロセス
- ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。ちくわを詰めるところはごはんをひくく、しょうゆをまぶしたかつおぶしと海苔を敷いておく。
- ちくわの磯辺焼きを詰める。
- 空いているところに野菜を詰める。ごはんに、紅ショウガを少しのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、かつおぶし、しょうゆ、のり、紅しょうが 各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
フライパン1つの調理には色々なコツがありますが、今回は、フライパンが汚れない磯辺焼きを先に。和風の味をからめるキンピラを後に作っています。
キンピラを作ったあと、和風の味に合うよう、水1カップと切り干し大根適量を入れてしばらく置き…
揚げを入れて煮立てて、お味噌汁に!
フライパンに残っていたうまみと、切り干し大根や揚げのうまみがたっぷりで、出汁なしで美味しいですよ♪
↓こちらは、お弁当と全く一緒のものを皿盛りに。丼にしてみました。味噌汁も具だくさん!
キンピラの後のフライパンも、汁物を作ると、さっとひと拭きできれい。洗い物が劇的に楽になります。
ちくわと野菜だけでも、作っても食べても美味しいお弁当や献立が作れます。
心を楽に。お試しください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!