みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。連載第6回目の2品弁当は
- 鶏の照り焼き
- 小松菜の塩昆布レンジ炒め
のレシピをご紹介します。
定番の鶏の照り焼き。お弁当用の照り焼きは、たれがしっかりからむよう、片栗粉をまぶして焼きます。フライパンであっという間にできます。
また、小松菜もアクが少なく下処理のいらない楽食材。切って塩昆布とレンジ加熱するだけで美味しい炒めものに。
定番おかずで満足2品弁当。お試しください。
鶏の照り焼きと小松菜の塩昆布レンジ蒸し
1品目 鶏の照り焼き
(材料)1人分
- 鶏もも肉 100g
- 塩 こしょう 各少々
- かたくり粉 小さじ1
- 油 小さじ1
- (A)しょうゆ 大さじ1/2
- (A)みりん 大さじ1/2
- (A)水 大さじ1/2
- (A)砂糖 小さじ1
(作り方)
1) 鶏もも肉は、筋を切って血合い等をとり厚さを均一にする。軽く塩とこしょうをふる。
※キッチンはさみで切ると楽で早いです。皮目もキッチンはさみでちょこちょこと切ったらOK。
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)にかたくり粉をまぶして皮目を下にして入れる。蓋をして3分程度、皮目がカリッと焼けるまで火を通す。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です。
3) 裏返してもう片面もこんがりと焼き、キッチンペーパーで余分な油をしっかりとふきとる。
※ここで油が残っているとタレが肉にのらないのでしっかりとふきとってください。
4) 混ぜ合わせた(A)を回し入れる。
5) 裏返しながら、両面にたれをしっかりとからめる(汁気がなくなるまで)。
※取り出して冷まし、好みの大きさにカットしてください。
2品目 小松菜の塩昆布レンジ炒め
(材料)1人分
- 小松菜 1/2袋(100g)
- にんじん 2cm程度(20g)
- ごま油 小さじ1/2
- 塩昆布 大さじ1
(作り方)
1) 小松菜は、根元は切り落とし2cm幅に切る、にんじんはせん切りにする。耐熱容器に入れて塩昆布とごま油をからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています。
3) 全体を混ぜる。出てきた水分はキッチンペーパーで吸い取る。
※お弁当に水分は厳禁。冷ましている間も、詰めるまでキッチンペーパーを入れておきます。
※蓋も電子レンジ可能の容器を使うと、ラップが不要になるため楽です。また、お弁当に入れて残ったらそのまま蓋をして冷蔵庫保存。夕飯の1品にもなり便利です。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。照り焼きを入れる場所はごはんを1cm程度低くしてちぎった海苔をのせる。
※冷ます時には割りばしや畳んだペーパーや小さな器等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます。
2) 海苔の上に鶏の照り焼きをのせる。
4) 副菜の小松菜の塩昆布レンジ炒めを詰める。
4) ごはんの上に、梅干しといりごまをちらす。
※分量外の材料(ごはん1人分、海苔1枚、梅干し、いりごま)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
しっかりたれがからんだ鶏の照り焼きは、大定番の美味しさです。下に敷いた海苔にたれが浸みこみ、それもまた白ごはんによく合います。
市販の塩昆布はお助け食材。調味料がわりになり、昆布の栄養もとれて一石二鳥です。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!