みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。連載第18回目の2品弁当は
- のし鶏風つくね
- ちくわと小松菜の白身炒め
のレシピをご紹介します。
ビニール袋に入れてもむだけの包丁がいらない「のし鶏」。我が家の定番ですが、1人分で手軽に作れる分量に調整してみました。
1人分の「のし鶏」に卵1個を使うと多いので。のし鶏には黄身を。副菜の炒めものには白身を使って。
朝の忙しい時にも、上手に卵1個をピタリと使い切るので心爽やか(笑)です。
「のし鶏」は、冷めても美味しくお弁当おかずにもぴったり!たっぷり作ってください。
卵1個使い切り!「のし鶏つくね」「ちくわと小松菜の炒めもの」2品弁当
1品目 のし鶏風つくね
(材料)1人分
- (A)鶏ひき肉 100g
- (A)卵の黄身 1個分
- (A)パン粉 大さじ4
- (A)かたくり粉 大さじ1/2
- (A)酒 小さじ1
- (A)味噌 小さじ1
- (A)砂糖 小さじ1
- (A)醤油 小さじ1/3
- (A)おろししょうが 小さじ1/3
- ごま油 小さじ1
- いりごま(白) 大さじ2
(作り方)
1) (A)の材料をポリ袋等の中に入れて、袋の外から手でよくもみこむ。
2) フライパンにごま油を入れてなじませ、中火で熱し、(1)を長方形に整えて入れ、厚さ1.5~2cm程度になるようにヘラで形を整える。いりごまを上一面にたっぷりとのせる。
※上にいりごまをたっぷりとのせると手やヘラ等でおさえてもヘラにくっつかないので、形をきれいに整えることができます。
3) 弱めの中火にしてフライパンの蓋をして3分程度じっくりと火を通す。途中下がこげないように様子をみて火加減を調節してください。
4) 全体に火が通りしっかりと固くなっていたら、火をとめてヘラで裏返し、余熱で表面のごまを軽く焼いて香りを出す。
※ごまは焦げやすいので、火をとめてから裏返すと安心です。取り出して冷まします。
2品目 ちくわと小松菜の白身炒め
(材料)1人分
- 白身 卵1個分
- ちくわ 1本(30g)
- 小松菜 100g
- かつおぶし 小1パック
- しょうゆ 小さじ1
- みりん 小さじ1
- ごま油 小さじ1
※フライパンでのし鶏を作った後そのまま焼く場合は油があると思うのでごま油は不要です。
(作り方)
1) ちくわは斜め切り、小松菜は3cm幅に切る。フライパンにごま油を入れて中火で熱し、白身を溶いて入れて炒り卵を作り一旦取り出す。
2) ちくわと小松菜を入れて炒める。
3) しょうゆとみりんを入れて水気を炒り飛ばし、白身の炒り卵を戻し入れ、かつおぶしを入れてまぶす。
※お弁当に水分は厳禁。かつおぶしが水分を吸ってくれます。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。副菜を入れるところは空けておく。
※冷ます時には割りばしや畳んだペーパーや小さな器等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます。
2) ごはんの上に海苔を置く。
3) のし鶏をカットしてのせる。
4) 副菜を詰めて梅干しを端に詰める。
※分量外の材料(ごはん1人分、海苔、梅干し)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
ど~んと大きい「のし鶏」が入っていると、お弁当を開けた時に嬉しいものです。
卵1個を主菜と副菜に。白身の炒り卵の副菜も美味しいものです。
早いもので、新しい年を迎えます。
来年も、心が楽になる2品弁当を色々とご紹介していきます。どうか心を楽に。来年もお弁当作りを楽しんでください。
みなさま、よいお年をお迎えください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!