4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
この春は在宅でお仕事している方、外出せずに過ごしている方が多いと思います。出かけない日はベースメイクはせず(つまり、ファンデを塗らず)、ポイントメイクだけで済ませたいですよね。
でも、在宅ワーク中も、急にビデオ会議が始まったり、宅配便が届いたりするので、できるだけ美肌でいたいもの。
そこで今日は、おうちで過ごす日の美肌メイクに役立つ、「ブラシ」を使って手軽にファンデーションを塗る方法をご紹介します!実は、スポンジでも指でもなく「ブラシ」を使うことで、少しのファンデで、時短でムラなくベースメークを仕上げることができるんですよ。
初めての方でも簡単にできるテクニックです。ぜひ試してみてください!
おうちでも美肌で過ごそ♪ブラシで簡単にファンデーションを塗る方法
ファンデーションブラシの選び方
ファンデーション用のブラシは、主に2種類あります。上の写真の左側が円形のフラットタイプ、右側が平筆タイプです。
フラットタイプは、パウダリー、クリーム、固形ファンデーションに向きます。「トントン」と肌にのせるようにつけていくことで、毛穴をしっかりとカバーしてくれます。スポンジで塗るよりもナチュラルにつき、ツヤ肌ではなく、セミマット~マット肌に仕上がります。
一方、リキッドファンデーションをつける時のオススメは平筆タイプです。プロのメイクアップアーティストのほとんどは平筆タイプを使います。
平筆タイプのブラシは横幅があるので、手早く一気に、しかもムラなく塗り広げられます。また、小回りが利くので、小鼻のまわりや目のキワまでキレイに仕上がります。
2種類とも、ビギナーさんでも使い慣れていくと、すっぴん風メイクに大活躍するアイテムですよ!
ファンデーションブラシの使い方
自分が使うファンデに合うブラシを選んだら、実際に塗ってみましょう!
まず、ファンデーションを手の甲に出します。手の甲の上で、ブラシの先のほうだけではなく、ブラシ全体にしっかりとファンデーションを含ませるのがポイントです。
塗り始めは、頬の大きな面からスタート。内側から外側に向かって、放射線状に塗っていきます。
ブラシの平らな面の全体を使って、すべらせるようにタッチ。このときブラシの線が出ますが、気にせずに大胆に手早く塗りましょう。
頬と同じように、額、鼻、あご先の順で、広い面から塗ります。
その後、目元、鼻の横、口元のキワなど、細かな部分を筆に残ったファンデーションを塗ります。
リキッドファンデーションはタッチする回数が多いと乾燥しやすく、ムラになってしまうので、なるべく少ないタッチで早くつけることが大切。
全体にファンデーションを塗り終わったら、最後はスポンジで仕上げましょう。
スポンジで手早く調整してフィニッシュ!
ブラシでファンデーションを塗った後、スポンジで軽くすべらせるように馴染ませていきます。
ムラを感じるところやブラシの線が出た箇所を、スポンジでフィットさせていきましょう。
よく、「ブラシもスポンジも両方使用しないとダメですか?」と聞かれますが、最後にスポンジで軽くなじませると、断然仕上がりがキレイになります!ひと手間かかりますが、両方使用するのがおすすめです♪
お肌に透明感やツヤも生まれますよ。
おうちで過ごす日におすすめの、美肌感をアップする「ブラシ」メイクをご紹介しました。
もちろん、ファンデーションは手指やスポンジを使って塗ってもOKです。でも、ブラシを使えば手を汚すこともなくサッと毛穴をカバーして、あっという間に透明感がアップします。
できるだけ手間をかけずに(手抜きして)、美肌になりたい…そんな在宅ワークの日にピッタリだと思います。使っているファンデーションに合うブラシを手に入れて、ぜひ、試してみてくださいね。
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!