4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
肌をキレイに仕上げるために欠かせないファンデーション。ただ均一に、まんべんなく、という塗り方をしていませんか?
それが間違いというわけではありませんが、ファンデーションに関しても、他のメイクポイントと同様に、「ここを意識して仕上げるとよりキレイになれる」というポイントが存在しています。
どれも簡単な事ですが、ポイントを意識した場合と、しない場合とでは、仕上がりに大きな違いが出てきます。
【ポイント1】「頬骨の高い所」が見られている
お顔を見て、一瞬で『この人、とても肌がキレイ~』と感じる…そんな方に出会うことがあると思います。
そんな時、みなさんが無意識に見ている共通の部分があります。
それは、「頬骨の高い所」。
その効果は、一目瞭然。実はこの部分にシミや影がなく、明るさとツヤが出ていると、不思議なくらい顔全体の肌が美しく見える効果があります。
お肌全体を見ているようでいて、実はフォーカスされているのは、この部分。
自然に微笑んだ時にふっくらと見える頬の高い所をファンデーションでキレイに仕上げることを意識すると、周りの方から突然
「肌がキレイだね」
と褒められるような美肌をつくることができるんです。
【ポイント2】全体を均一に仕上げない
ファンデーションは、顔全体にきれいに塗るのが正解、とと思われがちですが、実はファンデーションは逆に「全体を均一に仕上げない」のが、大きなポイントです。
お顔には、光が当たると最適な場所と、影があると最適な場所が各部分にあり、全体を均一に仕上げてしまうと、鏡で見ている時はきれいでも、自然光の中ではとても平面的に見えてしまいます。
そして、平面的に見えることで、結果、お顔が大きく見えてしまうこともあるんです。
美しい肌に仕上げるファンデーションのポイントは、薄めに仕上げるところと、しっかり仕上げるところの、メリハリをつけていくこと!
ファンデーションを塗るときは、まずは、全体に薄くファンデーションをつけていきましょう。
そして、1つ目のポイントとしてご紹介した「頬の高い所」には、他の部分の2倍の量のファンデーションを使い、優しく置きのせをするイメージで、重ねづけしていきます。
これら2つのポイントをおさえながらファンデーションを塗ると、一気に美しい肌に仕上がります。
【ポイント3】意外と見落としがちな「フェイスライン」
最後に、ファンデーションを仕上げた後に必ずチェックして頂きたいのが、フェイスライン。
耳たぶの下の辺りからあごにかけてのフェイスラインは、意外と見られやすいライン。この、お顔と首につながるラインがしっかりぼかされているか、チェックしてみてください。
特に、夏の暑い時期などは、汗などでTゾーンのみならずフェイスラインのファンデーションも崩れやすくなるので、要注意なポイントです。
また、お顔の色と首の色がつながっているか、ファンデーションの色選びも定期的に見直してみましょう。
まとめ
毎日つけているファンデーション。頬の高い所を今までよりも少ししっかりと丁寧に仕上げるだけで、美肌度がぐっと高まります。
自然なツヤのある、美しい肌づくりに、ぜひこのポイントをおさえながら、ファンデーションを塗ってみてください。ワンランク上の上質な美肌メイクに仕上がりますよ♪
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!