セルフ美容を通して人生を豊かにする一般社団法人日本セルフ美容協会®を設立、理事を務める森田玲子さんによる連載「セルフ美容で気分が上がる♪朝の簡単ヘア&メイク術」。朝におすすめのセルフ美容術をご紹介します♪
「塗るのが難しい…」という声が絶えない、リキッドファンデーション。リキッドだからこそ出せる美しい「ツヤ肌」を実現させたいのに、崩れやすかったり、ムラになったり…皆さんにはそんなお悩みはありませんか?
お肌がキレイに見えるだけで、朝出掛けるときの気分は高揚するし、遠くに足を伸ばしたくなるほどハッピーになれるもの。そのくらい、私たちにとって“お肌の見え方”は重要!ですよね。
今回は、ツヤ肌に仕上げるための、リキッドファンデの正しい塗り方、そして、夕方になっても崩れにくくするためのポイントをご紹介していきます。
夕方の肌が変わる!「リキッドファンデ」を長持ちさせる塗り方のコツ4つ
ポイント【1】塗るパーツで量を変える
リキッドファンデーションを使うときにやってしまいがちなのが、ファンデーションの量を使いすぎること!
肌をキレイに見せるはずのファンデーションですが、重ねすぎると、顔の立体感が失われてしまい、なんだか古い印象に見えてしまうことも。
これを回避するためには、部分的に塗る量を変えることを意識しましょう。
例えば鼻周りは、皮脂腺が多いのでテカりやすい反面、肌荒れは目立ちにくいところです。この部分は薄く均等に塗っていきます。
逆に、毛穴の開きや、肌の赤み、シミやニキビなどが目立ちやすい頬は、しっかりファンデーションを塗ってカバーしてあげます。
フェイスラインと首との境目があまりにも色が違ったり、質感が違うと違和感がある上に、顔が大きく見えてしまうので、フェイスラインは薄く。
こんな風に、パーツの広さや特徴を意識して、場所によって塗る量を調節すると、キレイな肌に見えるだけでなく、メイクの持続力もアップしますよ♪
ポイント【2】1パーツずつ丁寧に塗る
リキッドファンデーションを塗るとき、額、頬、鼻、顎にファンデーションを5点に置いてから伸ばしている方が多いように思います。
この5点置きは、時短になるというメリットがありますが、すぐに広げていかないと、乾いてしまってムラになったり、量をのせすぎて厚塗りな個所ができてしまいます。
リキッドファンデーションを塗るのが苦手な方におすすめしたいのは、頬→額→鼻→顎の順番で、1パーツずつ丁寧に伸ばしていく方法。1ヶ所ずつ丁寧に伸ばしていけば、ファンデーションの量やカバー力をコントロールしやすいですし、ムラになる心配もありませんよ。
初めてリキッドファンデーションを試す方こそ、ぜひ1ヶ所ずつ仕上げていってくださいね。
ポイント【3】スポンジで叩き込んで毛穴レス肌に
(左)ロージーローザ シフォンタッチスポンジN ダイヤ型・(右)ロージーローザ バリュースポンジN ウェッジ型タイプ 30P
手でファンデーションを塗った後は、写真のようなスポンジを使って余分なファンデーションをおさえると共に、毛穴をカバーしていきます。ロージーローザのスポンジは、マシュマロのように軽くてふわっとした肌触りのいいスポンジが多くて、厚みもあるのでおすすめです。
肌の上を優しく、トントンとスポンジでタップしながら、ファンデーションをなだらかに整えます。このひと手間をやった日とそうでない日とでは、ファンデーションの持ちが全く違いますよ!ぜひやってみてくださいね。
ポイント【4】フェイスパウダーを塗る道具を使い分ける
リキッドファンデーションを塗ったら、仕上げにフェイスパウダーを塗って、肌とファンデーションをより一層フィットさせ、持ちをよくします。
リキッドならではのツヤ肌を楽しみたいときは、ブラシを使い、しっとり感が残る程度にフェイスパウダーを塗ります。
1日メイク直しが出来なそうな日や、脂性肌の方は、パフを使ってお肌がサラサラするくらいまでフェイスパウダーをのせます。
道具を変えるだけで、仕上がったときの印象が違うので、ぜひ試してみてくださいね。
ツヤ肌ファンデで朝から夜までハッピーに♪
今回は、意外と知らない?!リキッドファンデーションの正しい塗り方と、朝仕上げたベースメイクを長持ちさせるためのポイントをご紹介しました。
保湿力が高く、ハリのあるツヤ肌に見せることができるリキッドファンデーションをまだ未体験の方は、ぜひトライしてみてくださいね。
今週も新しいセルフ美容法を取り入れて、朝を楽しんでください♪
☆この連載は【水曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!