セルフ美容を通して人生を豊かにする一般社団法人日本セルフ美容協会®を設立、理事を務める森田玲子さんによる連載「セルフ美容で気分が上がる♪朝の簡単ヘア&メイク術」。朝におすすめのセルフ美容術をご紹介します♪
ウイルス予防や花粉症対策に欠かせない「マスク」。つけていると安心ですが、マスクを外した瞬間に、裏にたっぷりついたファンデーションを見てドキッとすること…ありませんか?長時間マスクをつけていると、どうしても湿気がこもって、朝仕上げたベースメイクが崩れやすくなってしまいますよね。
今回は、マスクをつけていても、外しても安心♪マスクをつける日の崩れにくいベースメイクの方法をご紹介します。
ファンデの量がポイント!マスクの日のベースメイク術
「マスク」をつける日のおすすめコスメ
ベースメイクを長持ちさせたいときは、コスメ選びも重要なポイント!サラッとした軽やかなコスメを選ぶと、より崩れにくいベースメイクが叶いますよ♪どれも私イチオシのアイテムです。
コフレドール/スキンイリュージョンプライマーUV(写真左)
肌をトーンアップさせ、ほのかに色付く下地。サラッとした仕上がりで、テカりにくい上に、毛穴カバー力もあり。
d プログラム/アレルバリア エッセンス BB(写真中央)
ナチュラルに仕上がり、ベタつきにくいBBクリーム。花粉・ほこりなどの微粒子から肌を保護してくれるので、お肌が敏感になりやすいこの時期にもおすすめです。
シャネル/プードゥル ユニヴェルセル リーブル 20クレール(写真右)
毛穴の凹凸を整え、なめらかなお肌に仕上がるルース パウダー。この季節も乾燥しにくい、軽やかなマットタイプ。
【1】下地を塗る
ではさっそく、メイク方法をご紹介していきます。まずは、下地から。今回のベースメイクでは、マスクに色が写りにくいように、ファンデーションを使用するのは少量のみ。なので、下地の時点でも色ムラやくすみをカバーしてくれる、色付きのものを選ぶのがおすすめ。
下地を塗ったあとは、浮いているメイクを取り除き、よりお肌に密着させるために、スポンジでトントンと叩き込みましょう。
下地を塗っただけで、トーンアップして、肌のくすみが抑えられます。
【2】ファンデーションを少量塗る
ファンデーションの量は最小限に抑えたいので、どうしてもカバーしたい部分にのみ、ほんの少量使用します。リキッドタイプのファンデーションを使用すると、量を調節しやすいのでおすすめです。
例えば、マスクをしていても見えてしまう目の下のくまや、マスクを外した時に気になりなってしまう頬の赤みなど。普段のメイクで、コンシーラーを使用している部分にのみ塗りましょう。マスクが当たりやすい鼻筋や、頬骨、フェイスラインには、塗りすぎないように気をつけましょう。ファンデーションを塗った後も、下地と同様にスポンジで叩き込み、しっかりとお肌に密着させます。
【3】マットなチークを塗る
本来ならば、チークを塗る前にフェイスパウダーをつけるのがセオリーですが、チークの色もマスクで擦れて消えやすいもの。チークの色をキープさせるために、フェイスパウダーは最後に使用します。
このチークのように、マットでサラサラした質感のものを選ぶと、薄付きのベースメイクの時もなじみやすいですよ。
マスクをしてしまうと、口元が隠れてリップメイクは見えないですし、健康的なお顔に見える象徴ともなる血色感が見えにくくなってしまいます。なので、チークはいつもよりやや高めに。マスクをしていても、ほのかにチークが覗くくらいの高い位置に塗ると、お顔が華やかに見えます。
【4】フェイスパウダーを塗る
最後にフェイスパウダーをパフにとって、お肌がサラサラになる状態までしっかりと塗布します。
ここでも、色付きのフェイスパウダーを選ぶことで、ファンデーションをほとんど使用していなくても、お肌がキレイに見えます。パフでお肌を包みながら、特にマスクで擦れやすい部分はしっかりと塗布しましょう。
つけた後に、ペタペタした部分が残っていないか、手元で最終チェックしてくださいね。
マスクにもひと手間の裏技で、さらに崩れにくく!
今回は、ファンデーションの量を最小限に抑えることで崩れにくくて、ちゃんとお肌をキレイに見せてくれる、マスクをつける日におすすめのベースメイクの方法をご紹介していきました。最後に、マスクにもほんのひと手間。肌に付着するマスクの裏面に、色の無いフェイスパウダーか、ベビーパウダーを塗っておくと、よりベタ付きが抑えられて、ファンデーションが付着しにくくなりますよ!マスクが活躍するこの季節。毎朝のベースメイクに取り入れてみてくださいね。
☆この連載は【水曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!