セルフ美容を通して人生を豊かにする一般社団法人日本セルフ美容協会®を設立、理事を務める森田玲子さんによる連載「セルフ美容で気分が上がる♪朝の簡単ヘア&メイク術」。朝におすすめのセルフ美容術をご紹介します♪
人から見たら気にならないほどの大きさでも、自分にとっては大問題!そんなシミやニキビ跡って、ありますよね。大きくて濃い頑固なシミは、なおさら!
そんなシミやニキビ跡は、ベースメイクで上手にカバーしたいと思うもの。
そんなシミをカバーするアイテムと言えば「コンシーラー」ですが、カバー力が強い分崩れにくかったり、重ねても重ねてもシミが隠れなかったり…「コンシーラーは難しい」という声をよく聞きます。
そこで今日は、濃いシミや大きなニキビを自然に隠せて、しかも崩れにくい、コンシーラーの上手な使い方をご紹介します!
プロ直伝!シミ・ニキビをカバーするコスメ&アイテム
まずは、シミやニキビを隠すために必要なコスメについて。隠れにくいシミやニキビ、色ムラをカバーするためには、コスメの質感や色選びがとても重要なんですよ。
コンシーラー
- 【A】コフレドール/ブライトアップコンシーラー
- 【B】ローラ メルシエ/シークレットカモフラージュ SC-2
コンシーラーを選ぶときは、黄みが強く、濃いめの色を選ぶとカバー力が高いのでおすすめです。
また、シミやニキビのようなピンポイントで隠したいところには、体温でとろけていくような柔らかなものより、硬めのコンシーラーを選ぶと崩れにくくなります。
小さめのブラシ
【C】江原道/コンシーラーブラシ
小さなシミを隠したいときは、指やスポンジでなじませるより、コントロールの効きやすいブラシ使いがベスト。
パウダーファンデーション
【D】セザンヌ/セザンヌ UVファンデーション EXプレミアム
隠したニキビ・シミのコンシーラーをセットしつつ、隠した部分を肌色となじませるために使います。
フェイスパウダーでも代用できますが、色付きのものを選んだ方が、キレイに馴染みますよ。
シミ・ニキビを自然にカバーする「コンシーラー」の正しい使い方
では実際に、画像にあるシミをコンシーラーで隠していきます。
ナチュラルな薄付きのファンデーションを使うと、上の写真の通り、シミまでは隠しきれずに出現してしまいます。
【1】コンシーラーをのせる
隠したいニキビやシミより一回り大きく、コンシーラーをのせます。重ねすぎると、そのパーツだけが浮いてしまって、かえって目立つことがあるので、小さい範囲にコンシーラーを置くのがコツです。
【2】ブラシでなじませる
上手にシミをカバーできないという人は、この時に何度もコンシーラーを触りすぎてしまうことが多いです。隠したい中央のパーツには触らずに注意しながら、周りと肌をなじませていきます。
【3】コンシーラーを乾かす
コンシーラーが乾くまで、1~2分で良いので少し時間をおきます。すぐにパウダーをのせてしまうと、せっかく隠したコンシーラーが剥げてしまうことがあるので、このわずかな待ち時間が大切です。
【4】パウダーファンデーションを塗る
色をなじませるためにコンシーラーをのせた部分にパウダーファンデーションを塗ります。
このときもゴシゴシ擦らず、ブラシでポンポンとお粉をおいていくと、きれいに仕上がりますよ。
私のシミ、ニキビ、ニキビ跡、ほくろを全てカバーしてみました。
まるで、美肌加工を使ったときみたいに、肌色が白く見えますよね。
それでも隠せない人は…こんなことが間違ってるかも!
- コンシーラーの色が明るすぎる
ニキビやシミを隠す時、隠したい部分よりも明るい色のコンシーラーを使うと、時間が経ったときに、隠したはずの色が浮いてきてしまうことがあります。
コンシーラーの色を暗くして、最後のパウダーファンデーションを重ねる行程で、色を肌色に合わせましょう。
- コンシーラーが柔らかすぎる
柔らかいコンシーラーは、シワに溜まりにくく、乾燥しにくいというメリットがありますが、伸びがいいので、カバー力が少なくなります。
硬めのテクスチャーのものを選ぶと、ピタッとフィットしてくれますよ。
まとめ
コンシーラーを正しく使えば、崩れにくく、上手にシミやニキビをカバーできます。
肌をキレイに見せたい方は、ぜひコンシーラーの上手な使い方をマスターしてみてくださいね♪
☆この連載は【水曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!