かさつきや粉吹きだけでなく、ニキビや毛穴の開きなどさまざまな肌トラブルの原因となる乾燥。気温が低い時期は特に、暖房や冷たい空気の影響で肌の水分が蒸発しやすく乾燥がすすみがち。うるおい不足は、肌バリア機能を低下させる原因にもなるのだとか。
今日は、大切なお肌のうるおいをキープする保湿のコツ、美肌作りのポイントを3つご紹介します♪
【1】化粧水は「正しいつけ方」でしっとり♪
手でつけるorコットンを使う?もう迷わない「化粧水のつけ方」ポイント3つ
毎日のスキンケアで使う化粧水は、しっかりと肌に染み込ませることでもっちりうるおい肌になる、まさに基本のスキンケア。
メイクセラピストである荻野愛子さんによると、次の3つのポイントで化粧水をつけることで、その効果をしっかり引き出せるそうです。
- 優しいタッチでつける
肌の表面はわずか0.02mmと薄く、強い力でつけてしまうと肌が傷つく原因に。化粧水をつけるときの目安は「肌が動かないくらい」にすること。それだけでキメが細かくなり、なめらかな肌質になれるそう。
- メーカーのおすすめのつけ方を見る
化粧水によって手やコットンなど、メーカーが推奨するつけ方があるもの。購入時に、パッケージ裏や説明書にある方法をチェックして、正しい方法でつけましょう。
- 仕上げはハンドプレス
顔全体に馴染ませたあとは、手でゆっくりハンドプレスを。化粧水の浸透率を高めるだけでなく、リラックスやマッサージ効果も。最後のひと手間で肌の水分量が変わりますよ。
【2】「乾燥対策フード」でカラダの中からうるおう♪
美肌食マイスターの宮内美苗さんが「朝食におすすめ」と教えてくれたのは、カラダの内側から乾燥しらずの肌になれる3つの食材です。
アボカド
肌のうるおいに大事なビタミンE、肌の代謝をよくしてくれるビタミンBなど、ミネラルや食物繊維がバランスよく配合されています。サラダやスープにさっとかけるだけで使える、アボカドオイルもおすすめ。
きのこ類
皮膚の免疫アップにつながるβグルカンや、肌荒れに効果のあるナイアシンが豊富に含まれているので、肌の水分キープに役立つといわれています。食物繊維で腸内環境の改善にも◎
かぼちゃ
野菜の中で、お肌の潤いに最適なビタミンEの含有量がトップクラスのかぼちゃ。ミネラル豊富で抗酸化作用が高く、アンチエイジングにも効果を発揮してくれるそう。
和風でも洋風でもアレンジがしやすく、朝ごはんにも取り入れやすい食材ばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
【3】自律神経を整えて「美肌」をメイク!
心と腸を整えることで幸せになる方法を教えてくれる「脳腸セラピスト」の桜華純子さんによると、不規則な生活や寝不足などでストレスや不調を抱えていると、内臓やカラダの中の疲れが溜まり肌トラブルになりやすくなるのだとか。
生活習慣が原因で肌荒れになりがちな方は、自律神経を整えて乾燥や肌荒れを防ぎ、うるおったキレイな肌を目指しましょう。
自律神経を整える方法
- 一日に一度深呼吸する時間をつくる
- 気持ちよく体を伸ばす簡単なストレッチで巡りを良くする
- 自炊をして食事を楽しむ
- 甘いものを少し控えてみる
できることから少しずつ取り入れてみてくださいね。
冬の乾燥に負けない、しっとりうつおい美肌になるための3つのヒントをお届けしました。
毎日のスキンケアや生活に、ぜひ保湿習慣プラスしてみてくださいね。