4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
「化粧水をつける時は、コットンを使うべき?それとも、手でつけるのがいいの…?」
どちらが正解かわからないまま、毎朝毎夕化粧水を使っているという方が多いのではないでしょうか。
今の季節は、気候や室内のエアコンで乾燥が気になることも多く、化粧水でしっかりと肌にうるおいを与えることが、美肌づくりの大きなポイントです。
今回は、「化粧水の正しい基本のつけ方」をご紹介します。
手orコットン…どれが正解?もう迷わない「化粧水」の正しいつけ方
化粧水をつける時に1番大切なのは『優しいタッチ』
普段みなさんは化粧水をつける時、コットンを使うか手でつけるか以外に、どんなことを意識されていますか?
- まんべんなく均一につける
- たっぷりの量をつける
- 洗顔後、すぐに化粧水をつける
…など、化粧水のつけ方にはポイントがいくつかありますが、メイクセラピストとしてたくさんの方のお肌に触れてきた私が、1番意識して頂きたい、と思うのが
「優しいタッチ」でつけること
なのです。
お顔の表面の肌細胞は、身体の皮膚の半分ほどの薄さで、その薄さは僅か0.02mmと言われています。
つまり、思っている以上にお顔の皮膚の細胞は薄いということ。強いタッチで化粧水や乳液をつけてしまうと、お肌を傷つけてしまうことが多いのです。
つける時の目安は、「肌が動かない」くらい。
表面を、とにかく優しいタッチで全体に化粧水をつけていきます。
普段から優しいタッチでスキンケアされている方のお肌は、とてもキメ細かくなめらかな肌質の方がとても多いんですよ。
メーカーがすすめる方法でつけよう
そして、化粧水でもっとも悩みがちな、「手でつけるべき?」「コットンがいいの?」の質問に対する答え。
それは
使っている化粧水のメーカーがすすめる方法でつける
これが正解です。
化粧水によって、メーカーが推奨するつけ方は異なります。使い方に迷ったら、いま使っている化粧水のメーカーに従うのが◎
パッケージに書いてある場合もありますし、わからない場合はホームページで調べたり、美容部員さんにおすすめのつけ方を聞いてみましょう。
ちなみに、同じ化粧水でも、以前はメーカーが「パッティングしながらつける方法」を推奨していたのに、「おさえるようにつける方法」をおすすめするように変わった商品もあります。
日々研究が重ねられ、肌にとってさらに良い技術の進化と共につけ方の手法も変わっていくので、化粧水を購入した時に確認するようにしましょう。
美しい肌への仕上げは「ハンドプレス」
パッティングする、コットンを使用する、などはメーカーによって違うのですが、どんな化粧水をつけた時にも共通して取り入れたいのが
全体につけた後の『ハンドプレス』
です。
ハンドプレスには、化粧水の浸透を高める効果があります。顔全体をじんわりと温めるとともに、手のひらを押し当てたまま浸透を促すことで、より多くの水分をお肌に与えることができます。
それ以外にも、手のひらで顔を覆うことによるリラックス(自律神経安定)効果・軽いマッサージ効果・血行促進効果があり、この最後のひと手間で肌はとても潤います。
まとめ
- 化粧水は優しいタッチでつけること
- 正しいつけ方を購入したメーカーの方に確認すること
- 化粧水をつけた後はハンドプレスで浸透を高めること
ご紹介したこの3つは、美しい肌を育むための、化粧水のつけ方の大切なポイントです。
今日の朝から早速意識して、取り入れてみてくださいね。
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!