おはようございます!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
日本は水がキレイなので、スキンケアでは化粧水を重視する傾向にあります。(逆に、ヨーロッパではクリームを重視する傾向あり)なので、日々のお手入れでは、化粧水の重ね付けやコットンパックなど、化粧水にかける時間が一番長いですよね。
それでは、朝と夜とで化粧水のつけ方を変えていますか?今回は、保湿と化粧持ちを叶える、朝の化粧水のつけ方をご紹介します。
【化粧水のコツ・その1】Oゾーンから先につける
これは、朝に限らないことですが、化粧水はOゾーンから先につけましょう。Oゾーンというのは、顔の中でも皮脂腺の少ない目の周り、口の周りのことです。乾燥しやすいので、洗顔後はまず目の周り、口の周りから化粧水をなじませます。
次につけるのは、比較的皮脂のバランスがとれているUゾーン。Uゾーンは頬から顎の顔の大部分のことです。そして、最後につけるのは額、鼻の皮脂が多いTゾーン。化粧水だけでなく、美容液、乳液、クリームなどもすべてO→U→Tの順番につけていきましょう。
【化粧水のコツ・その2】メイク前の引き締めコットンパッティング
化粧水は、手でつけるのがいいのか、それともコットンでつけるのがいいのか。これは、人それぞれ意見が分かれるところですね。美容家や化粧品メーカーによっても、提案する方法が異なってきます。
私がおすすめするのは、手でつけてから、コットンでパッティングする方法。まず、化粧水をたっぷりと手にとってから、なじませます。その後に化粧水をコットンにとって、パッティング。
朝メイク前にパッティングをすることで、フェイスラインが引き締まり、メイクの持ちが良くなります。パッティングは、耳の下からフェイスラインを通って左右に動かしながら、下から上に引き上げるように行います。コットンは中指1本にはさみ、力を入れずに優しくパッティングします。
最後は耳の下から鎖骨に向かって、首を上から下へ滑らせます。
【化粧水のコツ・その3】 朝は冷やし、夜は温める
活動を始める前の朝は、顔をシャキっと冷まして、交感神経を優位にするためにも、化粧水で肌を冷やしましょう。手で化粧水をなじませた後に、コットンパッティングをすることで、肌が冷えて顔がキュっと引き締まります。
逆に夜は、一日の活動を終えてリラックスしたい時。副交感神経を優位にするためにも、スキンケアでは肌を温めることを意識。コットンパッティングはせずに、手だけを使って、優しく肌を包むようにスキンケアをします。
朝と夜とで同じスキンケアをしている方。化粧水のつけ方ひとつで肌状態が全く違ってきます!保湿とメイクの持ちを良くする朝のスキンケア。ぜひ試してみて下さいね。