朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『まど・みちお詩集』。
童謡「ぞうさん」「やぎさん ゆうびん」などで知られる詩人のまど・みちおの詩集です。詩人の谷川俊太郎が選んだ172篇を収録。生きる喜びを感じる詩は朝読書にもぴったりです。毎朝一篇、読みたくなる一冊です。
『まど・みちお詩集』
著者：まど・みちお／編：谷川俊太郎
出版社：岩波書店
「はるが きて／めが さめて／くまさん ぼんやり かんがえた／さいているのは たんぽぽだが／ええと ぼくは だれだっけ／だれだっけ」（「くまさん」より）
くまさん、まだ半分夢の中にいるのかな。こんなおおらかな詩を読むと、春ののどかな光に包まれたような気持ちになります。
２月に入りそろそろ春の兆しを感じます。まどさんがうたった生きものたち、小さな昆虫も鳥も花もみんな、きっとしっかり春の準備をしているのでしょうね。
まど・みちお詩集の「朝時間」は、「なっとうぼうや」より。「あさが きたから うれしくて／なっとうぼうやが あそぶ こと／ひっぱりっこ／ひっぱりっこ／ひっぱりっこ／わたしの ごはんの うえで」
まど・みちおさんの本、以前ご紹介したこちらもぜひどうぞ。
＊『まど・みちお詩集』
＊『まどさんからの手紙 こどもたちへ』
＊『うちゅうの目』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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