朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、休日の朝の読書リスト。
晩秋の朝、ゆっくりとコーヒーを飲みたくなる本を選びました。雰囲気のある喫茶店の写真集やコーヒーエッセイを読みつつ、心安らぐ静かなひとときをぜひ。
扉の向こうに。
関西エリアにある昭和の喫茶店・洋食店のインテリアと建築的魅力を紹介する写真集。高度成長期に開店して以来、大切に守り続けてきた喫茶店文化が今も息づく店。こだわりのあるインテリアは年月を経てなお美しい。名店の雰囲気を陰影のある写真が伝えます。
扉の向こうにめくるめく世界が待っている。華やかなシャンデリア、革張りのソファ、クラシカルな階段。まばゆい光がコーヒーのカップにも写り込む。名喫茶は名前も抜群にいい。喫茶バイパス、パーラー喫茶ドレミ、リスボン珈琲店。昔の歌謡曲の歌詞に出てきそうな感じが素敵です。
『喫茶とインテリア WEST』
著者：BMC／写真：西岡潔
出版社：大福書林
珈琲にまつわる話。
作家の片岡義男さんのコーヒーをめぐるエッセイ集。一杯のコーヒーが素敵に謎めいて、いくつもの物語につながっていく。たとえば、著者が京都のスマート珈琲店の扉を開けたときから、ひとつのストーリーが紡がれはじめます。
神保町の路地裏へ、アメリカの夜のダイナーへ、タヒチの小さな食堂へ、７０年前の東京の日曜日へと、コーヒーが連れて行ってくれる。さまざまな時間と場所を感じながらコーヒー読書を楽しめます。写真も多数収録しています。
『珈琲が呼ぶ』
著者：片岡義男
出版社：光文社
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
＊『喫茶とインテリア WEST』
＊『珈琲が呼ぶ』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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