朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、喫茶店の本。
3月13日は「喫茶店の日」だそうです。本日はこの記念日にちなんで、喫茶店やカフェにまつわる本をセレクトしました。素敵なお店と出会える3冊をぜひ。
『鎌倉湘南カフェ散歩』
著者:川口葉子
出版社:祥伝社
海と山と街をめぐるカフェの本。カフェマニアの川口葉子さんが鎌倉・湘南のカフェを案内する情感あふれるエッセイです。今の季節に出かけたい、海カフェ・山カフェ・街カフェが見つかります。
雨と植物の香りがするカフェ、時間帯や天気によって音楽を選ぶカフェ、波を数えたくなるカフェ、夕暮れ時を過ごしたいティールーム。著者は自然に抱かれたカフェをめぐり、心地よいカフェ時間を過ごします。刻々と移り変わる季節や時間と感応する、趣のあるカフェでゆったりと過ごしたくなります。
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『なないろのクリームソーダ』
作:難波里奈/絵:oyasmur(オヤスマー)
出版社:ケンエレブックス
7種類のクリームソーダにときめく絵本。東京・神田神保町にある実在の純喫茶「さぼうる」を舞台に描く物語です。
古書店街の喫茶店できれいな色のクリームソーダを飲めば、たちまち物語の世界に入り込む。7色の魔法にかかってみたくなる。今日は何色のクリームソーダの気分でしょうか。メロンのみどり、いちごのあか、そらのあお、それから……。
絵本の著者は、純喫茶を愛する東京喫茶店研究所二代目所長の難波里奈さん。素敵な喫茶店へのあこがれが詰まった絵本、子どもも大人も楽しめます。
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『続・好きよ、喫茶店』
著者:菊池亜希子
出版社:マガジンハウス
女優・モデルの菊池亜希子さんが大好きな純喫茶を案内。キュートで楽しいイラストとエッセイでつづります。
亜希子さんの夢は、いつか自分の喫茶店を開くこと。いまは、お気に入りの喫茶店でコーヒーを飲みながら、自分のお店のインテリアやメニューを考えたり、間取り図を描いたり。
店の扉をそっと開ければ、レトロでロマンチックな純喫茶の世界が広がっています。それぞれの店の歴史や店主たちの語るエピソードは、まるで時を超えた物語のよう。居心地のいい場所、思い出すだけで癒される場所があるから、毎日を頑張れる。そんな言葉が心に残ります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
*『鎌倉湘南カフェ散歩』
*『なないろのクリームソーダ』
*『続・好きよ、喫茶店』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
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