お肌の乾燥対策にも◎炊飯器で簡単「ほうれん草とベーコンのピラフ」

 

おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

前回の山芋でつくるハッシュドポテトのレシピ(https://asajikan.jp/article/176361)はいかがでしたか?混ぜて焼くだけ、山芋は食べる生薬です!ぜひお試しくださいね。

今日は、寒い季節に気になる「肌の乾燥」をケアする食材&朝ごはんレシピをご紹介します。

肌の乾燥に効く食材って?

体の中の潤いは「血」と「津液(しんえき。血以外の水分すべてのこと)」によって保たれています。そして肌は、体の内部だと肺と密接につながっている部分。肺が乾燥すると、同時に肌も乾燥します。

肺は外気を直接取り込む場所なので、乾燥の影響を顕著に受けやすい部分です。乾燥知らずの美肌を保つ秘訣は、血を作り、体に潤いを与えることが大切です。

乾燥する季節に食べたい「ほうれん草」

ほうれん草は、血を作る野菜です。乾燥対策のほかにも、疲れ目やかすみ目、髪のぱさつき、貧血などにもおすすめです。

今日は、このほうれん草を使った「炊飯器ピラフ」のレシピをご紹介します。一緒にいれるベーコン(豚肉)やバターも、体を潤し乾燥から守ってくれる食材。

秋から冬にかけての体にぴったりの、美肌メニューですよ♪

美肌になる朝ごはん!炊飯器で簡単「ほうれん草とベーコンのピラフ」

美肌になる朝ごはん!炊飯器で簡単「ほうれん草とベーコンのピラフ」

炊飯器に入れるだけの、簡単レシピ!味付きごはんなので、余ったらおにぎりやお弁当にもおすすめです。

材料(2合分)

  • ほうれん草 2株
  • ベーコン 2枚
  • 玉ねぎ 1/4個
  • 白米 2合
  • しょうゆ 小さじ1/2
  • 塩 小さじ1/4
  • 粗挽き黒こしょう 適量
  • バター 10g

作り方

1) 白米は研いで30~1時間浸水し、ザルにあげて水気を切る。ほうれん草は根本を落とし3cm幅に切る。玉ねぎはみじん切りに、ベーコンは1cm幅に切る。

2) 炊飯器に米を入れ、2合の目盛りまで水を入れたら、そこから水を大さじ1分すくって減らす。しょうゆと塩を加えてサッと混ぜ、ほうれん草、玉ねぎ、ベーコン、バターをのせて早炊きする。炊けたら黒こしょうを振って混ぜる。

美肌になる朝ごはん!炊飯器で簡単「ほうれん草とベーコンのピラフ」

ポイント

  • 先に米は浸水させることで、芯まで水が行き届き、ふっくらした仕上がりに。浸水後は早炊きでOKです。
  • 少しぱらっとした仕上がりにするために、水は大さじ1減らしてください。

美肌になる朝ごはん!炊飯器で簡単「ほうれん草とベーコンのピラフ」

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☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに。

 

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働く女子の簡単セルフケア朝ごはん

薬膳に詳しい料理家さんに教わる、忙しい朝でもできる「セルフケア」朝ごはんレシピ♪
Written by

料理家 齋藤菜々子

料理家・国際中医薬膳師

IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。アシスタントの傍ら、日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。
「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
著書『基本調味料で作る体にいいスープ』(2020年10月16日発売)

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