おはようございます!フードスタイリストの河合真由子です。
皆さんはモーニングルーティンという言葉をご存じでしょうか。直訳すると「朝の習慣」という意味ですが、ちょっとした習慣でも毎朝続けることで、その日1日を気持ちよく過ごせるだけでなく、人生自体も大きくかわるようにおもいます。
今日は、私が普段やっている「モーニングルーティン」と、朝習慣を続けるためのヒントについてご紹介したいとおもいます。
朝一杯のコーヒーで叶う「自分と向き合う時間」
この連載でも過去に何度か紹介していますが、毎朝のコーヒーは、私にとっての欠かせないモーニングルーティンです。
コーヒーの心地よい香りと飲んだあとの余韻は、ついつい「時間との戦い」になりがちな朝を、ゆるやかな心地よい時間へと導いてくれます。
コーヒーを飲む時は、手帳をとりだして、目標の確認をしたり、やりたいことをノートに思いっきり書き出したり、はたまた最近起こった出来事に対しての自分自身の心の動きを振り返るなど、できるだけ自分との対話の時間にあてています。
何もしていなくても勝手に色々な情報が生活の中に入ってくる昨今。外の世界から自分をシャットアウトして、自分自身と向き合う時間をあえてつくることが、とても大切だと思います。
そうすることで、自分が本当にやりたいことや理想のくらしにフォーカスでき、日々流れてくる情報を的確に取捨選択して、自分の人生を送れるようになるのではないでしょうか。
私の場合、朝のコーヒーを飲み終わる頃には、自分自身の気持ちの切り替えができ、気持ちよく一日がスタートできます。
「お気に入りのカフェ」をみつけるのがコツ
そんな朝の習慣を続けるために、おすすめしたいことのひとつが、お気に入りのカフェをいくつかもつこと。
私にとって、カフェで過ごす時間は、非日常に近い感覚です。なので、近所の馴染みの喫茶店でいつもの常連客に囲まれて…というよりは、少しおしゃれして行きたい、特別な場所を選んでいます。
あえて非日常を選ぶことで、物理的に距離が移動することによる「気持ちの切り替え」ができるとともに、毎日の暮らしにちょっとしたスパイスを与えてくれる気がします。
場所も遠からず近すぎず、絶妙な距離感の場所を選ぶことにより、無理せずに習慣化できると思いますよ。
くらしに「無理なく」とりいれることも、大切
最後に、もう一つ、わたしが最近とりいれているモーニングルーティンをご紹介します。それは、家での筋トレです。
最近ちょっと筋トレがはやっていることもあって、一時期、パーソナルトレーニングに通っていた時期もありました。でも…どうしても「わざわざ感」があって、結局続きませんでした。
その時の苦い経験から、外に通いに行くのではなく、朝、家で自分で筋トレをする習慣を始めてみました。
筋トレといっても、お湯をわかしている間とかのちょっとしたスキマ時間で、腹筋やスクワットをするなど、無理なくできるものばかり。小さな習慣ですが、無理がないぶん、生活に取り入れやすく、たのしみながら継続できています。
朝のコーヒー習慣も、筋トレもそうですが、何か新しい習慣を取り入れる際、それを完璧にこなそうとすると無理がたたって結局つづきません。
それよりも、その習慣を今ある自分のくらしにどうとりいれるか?というのが大切だと思います。
朝のコーヒータイムも、自分で豆から挽いてハンドドリップできたら、確かに理想的。でも、実際は、朝、豆を挽くためには、道具を揃えなければならないし、コーヒーを抽出する時間はある意味待ちの時間でもあります。
理想はそこでも、自分の今の暮らしを考えたら「どこを取り入れてどこを捨てる」か、が、習慣を続けるポイント。
「豆はせめてお店で挽いてもらおう」など取捨選択し、コーヒーを飲む時間を楽しむことが続けるコツではないでしょうか。
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私のおすすめ「モーニングルーティン」とそれを続けるコツ、いかがでしたか?
朝の過ごし方でその日一日の自分の機嫌が変わってしまうほど、朝のすごし方は大切です。
是非、皆さんも「いいとこどり」をして、自分らしい朝の過ごし方=モーニングルーティンを続けてみてください。
フードスタイリスト 河合 真由子
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