みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第13回目の2品弁当は
- 豚こま肉の酢豚
- マヨオムレツ
のレシピをご紹介します。
豚こま肉で作る「酢豚」。以前の連載でもご紹介した我が家の定番ですが、今回の2品弁当では、野菜を先にレンジ加熱して、肉と同時進行してさらに時短しています。
相性の良い、しょうゆとごま油の風味のマヨオムレツと合わせてみました。お試しください。
同時進行で時短!中華の定番「豚こま酢豚」「マヨオムレツ」の2品弁当
1品目 マヨオムレツ
(材料)1人分
- 卵 1個
- マヨネーズ 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1/3
- ごま油 小さじ1/2
(作り方)
1) ボウルに、卵とマヨネーズとしょうゆを入れて混ぜ合わせる。
2) フライパンにごま油を入れて弱めの中火で熱し、(1)を流し入れる。周りが固まってきたら、ヘラで大きくゆっくり混ぜて、オムレツの形にととのえ、フライパンのふたをして火をとめて余熱で火を通す。
3) ラップを広げて(2)をのせてくるくると巻き、両端をねじってキャンディー包みにしてそのまま冷ます(ラップオムレツにすると形が整います)。
※フライパンはサッとキッチンペーパー等でふいて、そのまま酢豚へ。
2品目 豚こま酢豚
(材料)1人分
- 豚こま切れ肉 100g
- (A)酒 小さじ1
- (A)しょうゆ 小さじ1/2
- (A)かたくり粉 小さじ1
- にんじん 2cm程度20g
- ピーマン 1個(30g)
- たまねぎ 1/4個(50g)
- かたくり粉 小さじ1
- ごま油 小さじ1(1/2ずつ肉と野菜に使います)
- (B)ケチャップ 大さじ1
- (B)酢 大さじ1
- (B)水 大さじ1
- (B)しょうゆ 小さじ1
- (B)砂糖 小さじ1/2
(作り方)
1) にんじんは、短冊切り、ピーマンは一口大、玉ねぎはくし型切りにして、耐熱容器に入れる。ごま油(小さじ1/2)と塩少々(分量外)をからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています。
3) 豚肉には、(A)の酒としょうゆをもみこんでからかたくり粉(小さじ1)をもみこみ、6等分に丸める。
フライパンにごま油(小さじ1/2)を入れて中火で熱し、表面にもかたくり粉(小さじ1)をまぶして並べ入れる。
4) こんがりと焼けたら裏返し、レンジ加熱した野菜も入れる。
5) 混ぜた(B)を入れてからめ、汁気を炒りとばし、全体をこんがりと炒める。
※最後火を強めて、ちょっと焦げ目がつくくらい焼くと香ばしく美味しいです。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。オムレツをのせる部分は1cm程度低くごはんを入れる。
※冷ます時には割りばしや畳んだペーパーや小さな器等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます。
2) オムレツをごはんを低く詰めたところにスッポリ入れる。
3) 酢豚は先に、たまねぎを下に敷き詰める。
4) たまねぎの上に豚肉をきれいに並べる。
5) 豚肉の隙間に、野菜を詰めていく。
6) ご飯の上に塩昆布をのせ、いりごまを散らす。
※分量外の材料(ごはん1人分、塩昆布、いりごま(白)…各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
時間がかかりそうな酢豚ですが、野菜をレンジ加熱している間に豚肉を焼いて合わせることで、短時間でスピーディーに出来上がります!
豚こま肉を丸めて、かたくり粉でつなげた酢豚は、早く火が通る上、冷めてもやわらかくてとてもお弁当向きです。
2品でもボリューム満点の中華弁当!
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!