おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
前回の記事(レンジで簡単カルボナーラリゾット)はいかがでしたか?秋の便秘対策をしながらレンジだけで作れるお手軽リゾット、ぜひお試しくださいね。
今日は、秋も深まってきたこの季節、乾燥インナーケアにぴったりの食材を使ったレシピをご紹介します。
薬膳的セルフケアポイント
今回ご紹介するのは「白胡麻」です。薬膳では、秋はもっとも乾燥のすすむ季節。喉や肌、鼻の乾燥や、コホコホとした空咳、便秘、風邪などの症状が現れやすくなります。
そんな乾燥でダメージを受けた体をケアするのが、白胡麻なんです。
白胡麻の効能
- 体内、皮膚を潤す
- 腸のすべりをよくする
白胡麻に代表される「種実類」は油分を含んでいるものが多いので、体を保湿したり潤わせて便通を良くするものが多いです。(例:亜麻仁、アーモンド、くるみ、杏仁、松の実、ピーナツ など)
和洋中、色んな料理に合うので、ぜひ今の時期はたくさんのお料理にトッピングしてみてくださいね。
体の中から乾燥ケア!忙しい朝でも簡単「おかかクリチのごまおにぎり」
材料(2個分)
- ごはん 200g
- (A)鰹節 5g
- (A)しょうゆ、おろししょうが 各小さじ1/2
- クリームチーズ 1個(18g)
- 白胡麻 たっぷり
作る前のひと手間ポイント
白胡麻はそのままでもOKですが、少し乾煎りすると、各段に香りがよくなります。時間があるときはぜひやってみてください。
作り方
1) ボウルに(A)を合わせて全体がなじむまでよく混ぜる。
2) (1)にごはんを入れて混ぜ粗熱がとれたら、クリームチーズを1cm角くらいの大きさにちぎって加える。
3) 手に濃いめの塩水(分量外)をつけておにぎり型に成型し、バットなど平らなものに白胡麻を広げ、側面にまんべんなくつける。
いかがですか?クリームチーズが入ることで、一気にお子様も好きな味に仕上がります。梅干しや鮭、昆布など定番の具材とも相性抜群なので、お好みでアレンジしてみてくださいね。
◎Instagramにて薬膳や料理教室について発信中です。
齋藤菜々子 Instagram: @nanako.yakuzen
☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに。