毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
あの古墳が登録されるかも!?「世界文化遺産」を英語で言うと
大阪府の「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」がユネスコの世界文化遺産に登録される見通しとなりました。非常に喜ばしいことですよね!
さて、この「世界文化遺産」。英語で何というかご存じですか?
世界文化遺産=World Cultural Heritage
「heritage」は「遺産、財産」という意味の英単語です。
例)It may be designated as a World Cultural Heritage site this year.(=今年ユネスコの世界文化遺産に指定されるだろう)
そして、もう一つの世界遺産である「世界自然遺産」はどう言うのでしょうか?
世界自然遺産=World Natural Heritage
今度は「自然」を「natural」と表現していますね。1語変わるだけなので、ぜひ合わせて覚えておきましょう。
例)There are four World Natural Heritage sites in Japan.(=日本には4つの世界自然遺産があります)
また、あまり馴染みはないですが、ベートーベン「第九」の楽譜や「アンネ・フランクの日記」など、「歴史的記録物を保全し、広く公開することを目的とした」遺産登録もあるそうです。
世界記憶遺産:Memory of the World Register
「memory」は日本語でも使われるように、記憶や記録のことですね。上記の2つとは表し方が少し違い「of」を使います。
例)The Memory of the World Register is also known as “Memory of the World.”(=世界記憶遺産は、「世界の記憶」とも呼ばれます)
いかがでしたでしょうか?
気になるニュースを英語で調べてみると、新たな表現に出会います。ぜひ日常生活の中でも楽しみながら、英語力をのばしてくださいね!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)