今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、大胆に一途に生きる女性たちの本。
どんな時も夢に向かって前を向いて生きていく。まっすぐに失敗を恐れずに。そんな女性たちの生き方に憧れます。
大スター・浅丘ルリ子さんのドラマチックな人生を描いた物語や黒柳徹子さんの自伝など、とっておきの3冊を選びました。朝読書に本を開けば、きっとポジティブなパワーがもらえます。
一途に生きる。
作家の林真理子が女優・浅丘ルリ子の恋と半生を描いた小説。昭和30年代、日活の看板女優として一年に10本以上もの映画に出演。ルリ子は輝かしい青春の日々を駆け抜け、華麗な恋愛遍歴を重ねていきます。そんな彼女にとって恋はいつも駆け引きのない純愛でした。
ルリ子の優しさや飾りのなさ、ひとりの美しい女性の一途な生き方に魅了される一冊です。
『RURIKO』
著:林真理子
出版社:角川書店
個性派女優として花開く。
草創期のテレビ界で女優として大活躍した黒柳徹子さん=「トット」の自伝エッセイ。トットはNHKの専属俳優の募集に応募しに合格したものの、毎日怒られたり笑われたり。個性は引っ込めてと言われ続けたけれど、底抜けに明るくて大胆な徹子さんは女優としての道を踏み出し、その強烈な個性で光り輝くのです。
なにより印象的なのは、徹子さんのやさしさと人への共感です。読んだあとはきっと元気になれる。そんなポジティブな力に満ちた本です。
『トットチャンネル』
著者:黒柳徹子
出版社:新潮社
伝説の下着デザイナー。
日本で初めてバラ色の下着をつくった下着デザイナー・鴨居羊子の自伝的エッセイ。女性が下着を自由に楽しむことを提唱した人の生き方はとても刺激的です。
エッセイからは下着革命の旗手としての自負と情熱が伝わってきます。
『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』
著者:鴨居羊子
出版社:筑摩書房
※更新をしばらくお休みさせていただいておりましたが、少しずつ再開しています。いつもご覧になってくださっている読者の皆様、またときどきのぞいてくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『RURIKO』
*『トットチャンネル』
*『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』
Love, まっこリ〜ナ
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