今日のカフェボンボンは、『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』。
下着デザイナーで画家の鴨居羊子の自伝的エッセイ。下着の革命児として活躍した半生をつづります。
『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』
著者:鴨居羊子
出版社:筑摩書房
日本で初めてバラ色の下着をつくり、女性が下着を自由に楽しむことを提唱した人。
彼女の下着デザインの原点となったのはガーターベルト。小さなピンクのガーターをつけているだけで世界が輝く。下着によって女の魅力が変化することに気づくのだ。
昭和三十年開催の下着の個展が大きな反響をよび、斬新な女性用下着が次々と誕生してゆく。下着は上衣から独立しなければならない。セクシャルな感覚を取り入れても媚びてはいけない。下着革命の旗手としての自負と情熱が伝わってきます。
スキャンティ、ペペッティ、ココッティ……。下着につけられた愛称もとてもチャーミング!
今、当たり前のように美しく可愛い下着を楽しめるのも、鴨居羊子さんのおかげなのかもしれませんね。
Love, まっこリ〜ナ
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