今日のカフェボンボンの本棚は、『理系アナの生物部な毎日』。
朝の情報番組「ZIP!」の総合司会者・桝太一アナが、生き物にかけた青春の日々を熱く語ります。
『理系アナ桝太一の生物部な毎日』
著者:桝太一
出版社:岩波書店
昆虫少年から正真正銘の生物オタクへ。中学の体育会系生物部が熱くて泥臭い理系人生の始まりだった。生物部員なのに腹筋やスクワット?皇居コースを走り込み!?太一少年がキツい訓練を乗り越えられたのは「生き物博士」になりたいという夢があったからこそ。
憧れのチョウを追いかける日々、南の島でのロビンソン・クルーソーのような夏合宿。かけがえのない体験がいきいきと語られます。
進むべき道に悩んだときの桝さんの姿勢がとても印象的。進学、就職、アナウンサーという職業の選択。自分を客観的に見つめきっぱりと結論を出す。たとえどんな選択をしたとしても生き物と触れ合っていたいという気持ちが失われることは決してない。ブレない男なのだ。
理系魂で困難を乗り越える青春記。ひたむきで誠実な人柄がにじみ出ています。進路や生き方に悩む若い人たちにもおすすめです!
Love, まっこリ〜ナ
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