毎週水・金曜日更新!オンライン型英会話学習教材「シャドースピーキング」事務局とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
【数字トレーニング!】 「1兆」は英語でどう言う?
Apple社の時価総額が、1兆ドルに到達しつつあるそうです。
さてこの「1兆」、英語で言えますか?
「1兆=trillion」
が正解です。
数字についての英語表現は、苦労する方が多いです。なぜなら、以下の通り、数字の桁区切りが日本語とは違うから。
日本語:4桁区切り
1,000 千
1,0000 万
1,0000,0000 億
1,0000,0000,0000 兆
英語:3桁区切り
1,000 thousand(日本でも「千」)
1,000,000 million (日本では「100万」)
1,000,000,000 billion(日本では「10億」)
1,000,000,000,000 trillion(日本でも「1兆」)
「千」と「1兆」は運良く(?)日英で数え方が一致しますが、その間が大変ですね…。もうこれは、反復練習で暗記するしかありません!
「1万=10 thousand」「1億=100 million」
というように、日本語でよく使うキリの良い数字を英語で暗記しましょう。
さて、冒頭で紹介したアップルのニュースについて、英字新聞の見出しを見てみましょう。
以下の記事では、「be going to」という未来形を使って、将来的な見込みの話を表現しています。
Apple Is Going to Be the First Trillion-Dollar Company(=アップル、初の1兆ドル企業へ)
(※bloomberg ホームページより)
また、以下の記事では、「near」を「近づく」という意味の動詞として使っています。「近い」という意味の「形容詞」として使われることが多いですが、動詞としても使えるのですね。
Apple nears $1 Trillion market cap(=アップル、時価総額1兆ドルに近づく)
(※BARRON’S ホームページより)
ビジネスなどで英語の数字を扱う必要がある方は、一度集中的に、数字トレーニングをしてみるのがオススメです!
(記事協力:シャドースピーキング事務局)