おはようございます。野菜ソムリエの柳沢紀子です。
今日は、パンにもごはんにも飽きたときにぴったりなクスクスのレシピです。トマト料理などの煮込みのつけあわせとして食べられることが多いクスクスですが、今回は旬のブロッコリーと組み合わせてそれだけでもおいしい一品にしました。
ブロッコリーは年中見かけますが、一番おいしいのは1月から3月のこの時期です。ブロッコリーに含まれるビタミンCは水に溶け出しやすいので、ゆでずに生のまま炒めて使います。
ブロッコリーは、葉酸やビタミンKも豊富な上に食物繊維も多いのでたっぷり食べたい野菜です。
クスクスは中東料理でよく使われるパスタの一種です。とても小さいので粒状ですが穀物ではなくスバゲティーと同じセモリナ小麦でつくられています。パスタと違ってゆでなくても熱湯をかけておけばすぐに食べられるのでとても手軽です。
今回のレシピは、ブロッコリーと玉ねぎを炒めている間に、お湯をかけて蒸らして最後に混ぜるだけなので手間なし!
茹でずに食べられる!アレンジ力抜群「ブロッコリーたっぷりのクスクス」
材料(2人分)
- クスクス 1カップ
- ブロッコリー 小1/2程度(約150g)
- 玉ねぎ 小1/2個
- にんにく 1片
- 熱湯 300ml
- 塩 小さじ1/2強
- 油 適量
※お好みでミニトマト、パプリカ、にんじん、きゅうりなどの野菜
作り方
1) ふたができる容器にクスクスをに入れて、熱湯を注ぎふたをしておく。
2) みじん切りにした玉ねぎ、にんにくを10分程度炒めたら、こまかく刻んだブロッコリーと塩を加えてさらに炒める。
3) ブロッコリーに火が通ったら、蒸らしたクスクスを加えてざっと混ぜる。お好みの野菜を加えて、仕上げの油をたらす。
ポイント
- 油はオリーブオイルがおすすめです。できあがっりにもう一度まわしかけるとしっとりし、香りもよくなります。
- おすすめの具は干しブドウ、ミニトマト、黒オリーブなど。
Text & Photo:Noriko Yanagisawa
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