これから春にかけて旬を迎える「いちご」。見た目もさることながら、その甘い香りと味はとっても魅力的ですよね♪
美味しいだけでなく、実はスゴイ美容効果を持つ「いちご」。美肌にも、むくみや冷え予防にも、デトックスにも働いてくれる美肌食なのです!
今回は、「いちご」の持つスゴイ働きと効果的な摂り方、美肌レシピをまとめてご紹介します。
こんなにあった!いちごの嬉しい美容効果
美肌に嬉しい「ビタミンC」たっぷり
大粒のいちごならたった6~7粒で1日に必要な摂取量をまかなえてしまうほどビタミンCがたっぷり!お肌のハリを保つのに欠かせないコラーゲンの生成を助け、シミを防いで美白に働いてくれる美肌づくりには欠かせない成分です。
「ポリフェノール」効果でアンチエイジング
いちごの赤い色素はアントシアニン!ポリフェノールの一種で抗酸化力が強く、アンチエイジングや免疫力アップに大きな効果を発揮してくれます。
「水溶性食物繊維」でデトックス
豊富に含まれている水溶性食物繊維「ペクチン」でデトックス。腸内をキレイにお掃除し、コレステロールや糖分の吸収もしっかり抑えてくれますよ!
「葉酸」で貧血・冷え予防
妊娠中は特に積極的に摂るべき栄養素の「葉酸」ですが、ビタミンBの一種で主に造血作用や細胞の再生に働いています。血流を促進してくれるので、貧血予防や冷えの改善に役立ちます!
他にも、むくみ解消に効果的なカリウムや虫歯の予防に役立つキシリトールが含まれるなど、小さいからだにスゴイ効果がギュッとつまった頼もしい存在です♪
覚えておきたい!いちごの効果的な摂り方
【1】洗うときにはヘタをつけたまま、軽く表面を流すだけにする
いちごのビタミンCは水溶性のため、水で洗うと一緒に流れてしまいます。流失を防ぐためにはできるだけ洗わず、ヘタをつけたまま表面の汚れをサッと流す程度に。ヘタをつけたまま洗えば果肉も水っぽくなりません!
【2】レモン汁やヨーグルトと一緒に食べる。
ビタミンCは水や熱に弱い性質を持っていますが、適度な酸味を加えることで安定して損失が少なくなり栄養価がアップします!レモン汁やヨーグルトと合わせて摂ると効果的です。
【3】食べきれなかった分は冷凍する。
いちごは鮮度が命!買ったらなるべく早く食べるのが鉄則のデリケートな果物です。食べきれなかった分は、ヘタがついたまま表面をサッと洗って潰れないようにジップロックで冷凍しましょう!冷凍しても、栄養はほとんど変わりません♪
おもてなしにも使える!美肌レシピ「いちごのリゾット」
毎日食べたい「いちご」ですが、そのまま食べるのに飽きてしまったり、甘酸っぱいのが苦手という方に。私がおすすめの「いちごのリゾット」レシピをご紹介します!
見た目もうっすらピンク色で華やか。おもてなしにも使えますよ♪
材料(2~3人分)
• お米・・・1合
• いちご・・・1パック
• 玉葱・・・1/2個
• 白ワイン・・・50cc
• バター・・・30g
• スープストック(コンソメ・ブイヨンなど)・・・2カップ
• 生クリーム・・・30cc
• 粉チーズ・・・適量
• 塩・・・適量
• バルサミコ酢・・・お好みで
作り方
1) 飾り用のいちご3粒ほど別にとっておく。残りはペースト状につぶす。
2) 玉ねぎをみじん切りにし、バターで透き通るまで炒める。
3) (2)にお米を入れて全体にバターが絡むまで中火で炒め、白ワインを加えてアルコール分を飛ばす。
4) (3)にスープストック(お湯で溶いたコンソメ・ブイヨンなどでOK)をお米がかぶるくらいまで加えて沸騰したら弱火で煮込む。水分がなくなってきたら残りのスープを加え、また煮込む。スープがなくなるまで繰り返す。
5) スープの水分が全部なくなる直前に(1)のいちごのペーストと、生クリーム、粉チーズを加えてよく混ぜ、火からおろしてお皿に盛り付けたら出来上がり♪お好みでバルサミコ酢を垂らすとより美味しくなって◎!
いかがでしたか?日本では生でそのまま食べるか、スイーツの材料に使われるのが一般的ないちごの食べ方ですが、イタリアではこんなリゾットにして食べるのも珍しくありません。加熱して流れ出たビタミンはお米が吸ってくれるので、栄養もしっかりいただけますよ!
美味しいだけでなく、美容効果抜群の「いちご」。今年は色々ないちごの食べ方にも挑戦してみてくださいね!