お肌のゴールデンタイムは22時から午前2時がこれまで定説とされていましたが、22時までに眠らなくても大丈夫!美容のための睡眠のゴールデンタイムは入眠からの3時間。その間、眠りながらうるツヤ肌になれちゃうとっておきの方法があるのです♪ 寝ている間にキレイになれるなんて究極の時短美容ですよね。今回は、誰にでもできて効果てきめん“キレイをつくる眠り方のコツ”をご紹介します。
カギは若返りホルモン
私たちの体に分泌されているホルモンは何百種類もありますが、中でも成長ホルモンは子供が成長するために欠かせないホルモンの1つ。10代で最も多く分泌されてから20代以降急激に減少します。ところがこの成長ホルモンによって老化した細胞が若返る効果が得られることが判明し、“若返りホルモン”としてアンチエイジング医療が始まるきっかけになったのです。この“若返りホルモン”の働きによって肌のハリ、つや、シワ、美髪にも絶大な効果表れることが分かっています。そして、この若返りホルモンが大量に分泌されるのは入眠後眠りが深くなる約3時間!眠っている間に最大限の美容効果を得るためには就寝後すぐに眠りの深いノンレム睡眠状態になることが肝心です。質のいい眠りが大切といわれるのは、このことにも関係しているのですね!
キレイをつくる眠り方のコツ
私たちのカラダは1度体温が上がったあと、下がるときに眠りが深くなります。そのタイミングで眠りにつくことで深い眠りのノンレム睡眠状態となり、それから3時間の間に効果的に“若返りホルモン”が分泌されるのです。そのため夜寝る前に熱いお風呂に入るのはNG!37℃〜39℃のぬるめのお湯にゆったりリラックスして入りましょう。寝る前にほんの5分のストレッチでも効果的です。
眠る姿勢も気をつけたいポイントの1つ。いつも同じ方向を向いて眠ったり、体を丸めて背骨が曲がった状態で眠るのはフェイスラインや体の歪みの原因となるので気をつけましょう!顔は上を向けて眠るのがベストですが、横向きになるクセがある場合には枕の高さに注意して、脚の間に挟む抱き枕などを利用してみてください。
寝る前のセルフイメージも大切です。眠りに落ちる前、私たちの思考は潜在意識に働きかけることができるので、理想の自分の姿を思い浮かべてセルフイメージを高めることで潜在意識にそれをインプットすることができ、目覚めてからの美しさへとつながるのです!
ホルモンの分泌に効果的な食べ物
“若返りホルモン”の分泌はアミノ酸の一種、アルギニンによって促進されます。アルギニンを効率よく摂るには良質のたんぱく質が不可欠!鶏肉や仔牛肉、牛乳、ナッツ、小麦胚芽をはじめ大豆製品に特に多く含まれているので1日のうちで特に夜に積極的に摂るようにしてみてください。サプリメントも発売されているので、食事で不足しているなと感じたら利用してみるのも手かもしれません♪サプリメントで摂る場合には就寝前の空腹時に服用するのが効果的です!
いかがでしたか?寝ている間にキレイになれる美容法、ぜひ試してみてくださいね!