手持ちの「レシピ本」をもっと活用するためのアイデア6つ

 

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10月27日:今日は「読書の日」

今日は読書の日。文学、ノンフィクション、エッセイ、ビジネス書、哲学、歴史、趣味・エンタメ、暮らし…。本には、さまざまなジャンルがありますが、普段読書をする習慣がない方でも、暮らしの実用本である「レシピ本」はたくさん持っている、という方が多いのではないでしょうか。

最近は、ネットを見ればたくさんのレシピが見つかりますが、やはり、本は別物。眺めているだけでも楽しいですし、気になるレシピ本ってついつい買ってしまいますよね。

手持ちの「レシピ本」をもっと活用するためのアイデア6つ

そんなレシピ本。1冊にたくさんのレシピが載っているので、特に、たくさんのレシピ本を持っているという場合は、持っているレシピをすべて試すことって難しいですよね。

本棚を整理するときなど、「こんなにレシピ本を持っているのに、結局作らずじまいで、もったいない…」なんて感じた事がある人、きっと多いはず。

また、何か作りたい料理があるときに、「手持ちの本3冊に同じ料理のレシピが載っているけれど、はたしてどれが1番おいしくできるの?」と迷うことや、「確かこの料理のレシピがのっていた本を持っていたけど、どれだっけ…」と、お目当てのレシピがなかなか見つからずに困ることも、ありますよね。

そこで今回は、たくさん持っている方でも、1冊しか持っていないという方でも役立つ、「レシピ本」をできるだけ活用するためのアイデアをいくつかご紹介します!

っているレシピ本は300冊以上!の、お料理が大好きな編集部スタッフが実践している、お墨付きの活用術ですよー♪

何品かつくってみて、好みのレシピ(料理家)を見つける

「おいしい!」と話題の料理家さんのレシピでも、食べ物の好みはやっぱり人それぞれ。調味料の配合(味つけ)や、よく使う材料がどうしても合わないことって、ありますよね。

逆に、「この料理家さんのレシピはどれを作っても好み」という、相性のいい料理家さんやシェフもいるはず。

まずは、新しいレシピ本を買ったら、まずは何品かレシピを作ってみましょう。そのことで、自分の好みの料理家やシェフが見つかるのはもちろん、自分好みの味付けも覚えることができますよ。

新しく買い足すときは、好みの料理家さんのレシピ本から探す

例えば「お弁当のおかずのレシピ本がほしいな」と思ったとき。本屋さんで、そのときに売れている本を優先するのではなく、まずは、自分の好きな料理家さんやシェフが、お弁当のおかずの本をだしていないか、探すようにしましょう。

味付けや材料が自分好みとわかっている方のレシピ本なら、買い足しても、結局あまり役立たなかった…と悔やむことが減るはず!ですよ。

あまり好みじゃないレシピ本は潔く処分する(※ただし盛り付けやテーブルコーディネートが参考になるものはキープ)

「何品か試したけれど、どうも好みじゃなかったな…」そんな本は、潔く処分しましょう。知り合いに譲るのもよし、古本屋さんに持っていくのも◎

ただし、盛り付けや、お皿の使い方、飾り方などのセンスが参考になる本もあるはず。そういう本は、閲覧用としてキープしておくのがおすすめです。

1冊分、すべてのレシピをつくってみる

1冊しか持っていない人も、たくさん持っている人も、とにかく気になるレシピ本を1冊選んで、毎日1品ずつでも、週に1品ずつでも、すべてのレシピを作ってみましょう。

お料理力が自然とアップするのはもちろん、「やり遂げた!」という達成感や「もとを取った!」という満足感を味わうこともできますよ♪

ちなみに、この1冊制覇アイデアが気になった方には、1960年代に人気があったアメリカ人の料理研究家ジュリア・チャイルドと、時代を超えて、その全レシピを1年で制覇しようと、ブログを立ち上げた現代のジュリー・パウエル、その2人の実話を基にした映画「ジュリー&ジュリア」(2009年)もおすすめです。

作って気づいたことはどんどんメモする

作ってみて、「お醤油の量はちょっと多かったな(なので、次は少なめにしよう)」「チーズが物足りなかった(なので、次は多めにしよう)」「キャベツを足したほうがおいしくなった」など、気づいたことはどんどんメモしておきましょう。

覚えていそうで、意外と覚えていないのが、人の脳。メモしておくことで、2回め、3回目と、どんどん自分好みのおいしさになっていくし、そのうちに、レシピを見ただけで「塩の量をすこし減らして作ってみよう」など、好みの加減がわかるようになってきますよ♪

作りたい!と思ったレシピは、Evernoteで撮影し、用途別に保存しておく

たくさんのレシピ本を持っている人にオススメなのが、作りたいレシピはそのページを写真にとって、Evernote>> https://evernote.com)などに保存しておくこと。

レシピをまるごと撮影してもいいし、レシピ本の名前とページ番号をメモして保存しておけば、たくさんの本からお目当てのレシピを時短で探し出すことができます。

その際、「おもてなし用」「お正月用」「お弁当用」「週末ブランチ用」「平日朝ごはん用」など、用途やシーン別にタグを付けて保存しておくと、後から探すときにとっても便利ですよ。

スマートフォンでも観られるので、仕事帰りの電車で、晩ご飯のレシピを探すこともできて◎

ちなみに、Evernoteは、文字認識機能もあるので、検索して探すことも可能で、とっても便利ですよ♪(※日本語の場合、認識精度が英語に比べて弱いため、完全に読み取れない場合もあります)

Evernoteで目次ページを撮影し、保存しておく

上記の通り、Evernoteは文字認識機能があるので、目次ページをすべて撮影して保存しておけば、レシピ名を検索することができます。

たとえば、自分がもっているたくさんのレシピ本にあるすべての「パエリア」のレシピを知りたい時、すべての目次ページを保存しておけば、一度に検索することができますよ!


…レシピ本をもっと活用するためのアイデア、いかがでしたか?

最後に、基本のコツはやはり「本棚のレシピ本は、ジャンル別・料理家別に並べ変えておく」こと。すっきりと並べておくと、探しやすいのはもちろん、みていて気持ちよく、お料理したい気分も高まりますよ。

レシピ本は「読書する」というより、「参照する」ための本かもしれませんが、読書の日の今日、手持ちのレシピ本を、スッキリキレイに整理整頓してみてはいかがでしょうか!

編集者による朝読書のオススメ本

BONBON378

小説、エッセイ、レシピ本から絵本まで。出版社勤務を経てフリーランスの編集者・ライターとして活躍されているまっこリ~ナさんの連載「朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』」では、朝読書におすすめの1冊をご紹介いただいています。

ストレス解消やキャリアアップのためにも、ちょっと早起きして朝読書、楽しんでみませんか♪

連載『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら >>

「読書の日」とは?

「読書週間」の1日目の日。読書週間は、昭和22年に「読書の力によって平和な文化国家を作ろう」という目的で11月17日から23日まで実施されたが、翌年から文化の日をはさんだ2週間となり国民的行事として定着した。

 

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