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脳科学者の茂木先生が贈る「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと

 

今日のカフェボンボンの本棚は、赤毛のアンのこと。脳科学者の茂木健一郎が、大好きな『赤毛のアン』のあふれる魅力を語った本です。

アンが自分の髪の毛にコンプレックスを抱いているところ、テンションが高すぎるところが人ごとでなく感じられたという茂木先生。アンから受け取った人生に大切なものを若い人たちに届けます。

20160913
「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと
著者:茂木健一郎
出版社:PHP研究所

「アンはコンプレックスのかたまりだけれど、嫉妬しないんだ」茂木先生の言葉にハッとする。ニンジン色の髪やそばかすだらけの顔も気に入らないけれど、誰かをねたんだりは決してしない。これがアンの幸せの力なのかもしれない。

自分にないものは豊かな想像力でおぎなうアン。そしてどんなことにも喜びの種を見出す幸せパワーで、周りの人たちを変えていく。

茂木先生にとって『赤毛のアン』は運命の本。原書も全部読み、物語の舞台プリンス・エドワード島に旅もした。この本と出会わなければ人生は違っていたという、アンへの熱い気持ちがびんびん伝わってきます。

アンが教えてくれる大切なこと、大人になったからわかること。幸せに生きるためのヒントが見つかる一冊。そしてなにより、物語を読み返したくてたまらなくなる。アンのピュアな心に触れたくなります。

Love, まっこリ〜ナ

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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