今日のカフェボンボンの本棚は、夏の絵本の特集を。
日曜日の絵本も夏支度。ページをめくるごとに夏の気配がたちこめる、とっておきの本6冊を選びました。夏のキラキラ、絵本で感じて!
海が語る
人魚が歌う。
人気漫画家がサンゴ礁の海にすむ人魚を大胆に描く。ラグーンの中で人魚は不思議な声で歌う。きゃーろろろろろろ。獲物を狩り本能のままに生きる人魚。こんなワイルドなマーメイドはじめて!
『人魚のうたがきこえる』
著者:五十嵐大介
出版社:春秋社
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水のゆらめき
かぐわしい夏。
小さな女の子がカッパの子に招待されてカッパの国のお祭りにいく。カッパの縁日も盆踊りも水のなかでゆらゆら。夏の光が差し込む川、水草や海藻がゆれる水底が幻想的で美しい。
『おっきょちゃんとかっぱ』
文:長谷川摂子/絵:降矢奈々
出版社:福音館書店
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にぎやかな
まきばの音。
のどかな牧場に響く夏の音を描いたアメリカの名作絵本。なんのおと? なんだろう? 子犬のマフィンが夏の牧場で体験するたくさんの音。子犬は耳を澄まして生まれて初めての音を聞く。
『きこえる きこえる なつのおと』
著者:マーガレット・ワイズ・ブラウン/絵:レナード・ワイズガード/訳:よしがみきょうた
出版社:小峰書店
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夏の月夜の
ものがたり。
一匹のハリネズミが麦の伸びるところをみたいと月夜の冒険に繰り出した。ノウサギとカワネズミも一緒に麦畑へ。夜風に揺れる麦の穂のささやきが聞こえてきそう。詩情あふれるイギリスの絵本。
『むぎばたけ』
作:アリスン・アトリー/訳:矢川澄子/絵:片山健
出版社:福音館書店
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晴れおんな
ピーカンちゃん。
サンサン幼稚園のてるてる坊主ピーカンちゃんは、100発100中の晴れおんな。夏休みの園で野菜畑のお世話に大張り切りのピーカンちゃん。でも野菜はかんかん照りで大丈夫? 夏の輝きに満ちた本。
『あたし、ピーカンちゃん』
著者:大森裕子
出版社:教育画劇
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きび買って
ひまわり買って。
高知の風物詩「日曜市」を土佐弁で描く。夏の朝、あっちゃんはおばあちゃんと日曜市へ。店が多く並ぶ道であっちゃんはほしいものがいっぱい。南国の太陽の下に立つ市のにぎわいが伝わってきます。
『にちよういち』
作:西村繁男
出版社:童心社
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イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
ラブ&ピースな一日を♥
Love, まっこリ〜ナ
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