「血液」を制する者が「若さ」を制す!若見えのヒミツ

 

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4月19日:今日は「地図の日」

江戸時代に歩いて全国をまわり、日本地図を書いたことで有名な伊能忠敬さん。平均寿命は50歳といわれた時代、彼は50歳を過ぎてから17年かけて全国を歩いて日本地図を完成させたといわれていますが、平均寿命を越えた年齢から、新たな一歩をスタートさせるってすばらしいですよね!

その長寿の理由は定かではありませんが、最近の研究によると、若々しさをキープして健康に過ごすコツには、どうやら”血液の状態”が関係しているようです。

アンチエイジングの秘訣は、キレイな血液

女性に年齢を聞くのはタブーとされがちですが、年齢を知って驚くような、若さをキープしている人っていますよね。最近は美容と健康に気遣っている女優さんやモデルさんのほかにも、見たよりずっと若い方がふえているようです。

その方たちは食生活や運動など、カラダによい生活を心がけているようですが、”血液の状態”も若さのポイントになるのだとか。ある研究では「血液」と「外見」の関係は深く、血液の状態で見た目の若さが違ってくることがわかっているそうです。

血液の状態というとドロドロ血が有名ですが、漢方であらわす「血」の不調には、血が足りない血虚(けっきょ)、血行が悪い血瘀(けつお)、体に余分な熱がこもる血熱、血が冷えた状態の血寒の4種類があるといわれています。

よく言われるドロドロ血は、血瘀の状態。これはしこりになることもあり、子宮内膜症の1つで若い女性にふえているといわれる、チョコレート嚢腫もその一例なのだとか。

でも、この中で1番多いといわれているのは「血虚」。これは生理や出産で血がおおく使われたり、胃腸での消化吸収が悪いために、貧血、冷え、不眠といった体調不良につながったり、更年期症状や不妊といった婦人科系の症状に現れやすい特徴が。

血は内臓をはじめ、皮膚や髪にも栄養を届けるので、血が足りないと栄養が届かない部位の老化につながり、若々しさや健康面には大きな影響を与えるのだそうです。

血虚は大きな病気にはなりにくいものの、甘いものや柔らかい食べ物を好んだり、胃腸が丈夫でない傾向があり、食生活も大きく関係しているようです。

そんな血虚の予防と改善策は、「血を補うこと」。また血がサラサラ流れている「活血」という状態にも若さの秘訣があるとされているため、血を補ったうえで血行をよくすることがポイントに。

その血を補うためには、豚肉・うずら卵・黒米、黒豆・黒きくらげ・しめじなど黒色の食材や、人参、トマト、なつめなど赤色の食材、牡蠣・ほうれん草・イカがよいといわれています。

”血は”、栄養や酸素をカラダのすみずみまで届けて老廃物を運ぶはたらきをしていますが、女性にとって血液の状態と若さや健康はとくにつながりが深く、酸素と栄養をしっかりふくんだ血が全身にいきわたることで、細胞がイキイキ!

パッと見てわかる「ツヤのある髪」や「丈夫な爪」といったカラダの先端の状態は、健康状態を見るうえでもいいバロメーターになりそうですね。

今日のは豚肉・黒きくらげ・人参をつかった野菜炒めで、血を補ってカラダのメンテナンスをしてみようかな♪

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 「地図の日(最初の一歩の日)」とは?

寛政12(1800)年旧暦閏4月19日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発したことに由来する。

 

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Written by

小原由美子

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