今日のカフェボンボンの本棚は、『古書カフェすみれ屋と本のソムリエ』。
東京の私鉄沿線にある古書カフェを舞台にした心温まる5つのミステリー。カフェのオーナーすみれの絶品カフェごはん、古書担当の紙野君が差し出す本の虜になりそうな一冊です。
『古書カフェすみれ屋と本のソムリエ』
著者:里見蘭
出版社:大和書房
古書カフェすみれ屋は二階建ての古い木造家屋。扉を開ければ、すみれが心をこめて作る料理と美味しい飲み物が迎えてくれる。
古書スペースには本がぎっしり。本のソムリエ紙野君は、その人に合った本をピタリと探し当てる。紙野君の不思議な才能が物語の謎を解くキー。彼が選んだ本がカフェのお客の心に作用するのだ。
次々と登場する絶品メニューもすみれ屋の大きな魅力。カフェを癒しの空間にと願うすみれの想いが伝わってきます。
すみれ屋の「朝時間」は、ロブスター&アボカドロールのサンドイッチにコンソメスープを添えて。
紙野君が選ぶ本の中に、以前カフェボンボンでご紹介した一冊がありました。歌集『パン屋のパンセ』は本当に素敵な本です。こちらもよかったらぜひ。
Love, まっこリ〜ナ
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