今日のカフェボンボンの本棚は、新刊『純喫茶へ、1000軒』。
純喫茶を愛する著者がノスタルジックな純喫茶の世界へ案内する。訪ね歩いた1300軒以上から選りすぐりの66軒を紹介。1002軒の一口メモやマッチ箱コレクションも楽しい。淹れたての珈琲の香りが漂う一冊です。
『純喫茶へ、1000軒』
著者:難波里奈
出版社:アスペクト
いつか「ぼくの好きな先生」を教えてくれた男の子は、クリームソーダが大好きだった。
RCサクセションとクリームソーダ。純喫茶の飲み物は、甘酸っぱい思い出の味がする。
著者の難波さんは、純喫茶はさまざまな色に包まれているという。トマトジュースの赤、ナポリタンの橙、レモンスカッシュの黄色。お店によって色合いは少しずつ違うけれど、どの色も柔らかく懐かしい。
夏の名残を探しに純喫茶に行きたくなった。
ステンドグラスを夕陽が染めて、琥珀色の店に夏の夕暮れが忍び込んでくる。薄暗い店内を出るとまだ意外に明るい。ヒグラシの鳴き声が聞こえてきます。
こちらの喫茶店の本もおすすめです。
*『47都道府県の純喫茶』
*『東京ふつうの喫茶店』
Love, まっこリ〜ナ
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