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ノスタルジーと珈琲が香る場所へ、魅惑の純喫茶案内

 

今日のカフェボンボンの本棚は、新刊『純喫茶へ、1000軒』

純喫茶を愛する著者がノスタルジックな純喫茶の世界へ案内する。訪ね歩いた1300軒以上から選りすぐりの66軒を紹介。1002軒の一口メモやマッチ箱コレクションも楽しい。淹れたての珈琲の香りが漂う一冊です。

20150821
純喫茶へ、1000軒
著者:難波里奈
出版社:アスペクト

いつか「ぼくの好きな先生」を教えてくれた男の子は、クリームソーダが大好きだった。

RCサクセションとクリームソーダ。純喫茶の飲み物は、甘酸っぱい思い出の味がする。

著者の難波さんは、純喫茶はさまざまな色に包まれているという。トマトジュースの赤、ナポリタンの橙、レモンスカッシュの黄色。お店によって色合いは少しずつ違うけれど、どの色も柔らかく懐かしい。

夏の名残を探しに純喫茶に行きたくなった。

ステンドグラスを夕陽が染めて、琥珀色の店に夏の夕暮れが忍び込んでくる。薄暗い店内を出るとまだ意外に明るい。ヒグラシの鳴き声が聞こえてきます。

こちらの喫茶店の本もおすすめです。
『47都道府県の純喫茶』
『東京ふつうの喫茶店』

Love, まっこリ〜ナ

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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