食事、運動に気を使っているのになかなか痩せない…、そんなときは、生理周期を味方につけてみては?女性は、生理周期があるため、女性ホルモンの種類や量が変化することで、ダイエット効果が出やすい時期と、頑張っても痩せづらい時期があるんです。だから、理想のカラダづくりは、自分の生理周期に合わせて、カラダの中に入れるものや過ごし方をほんの少し気づかうことが、効率よいダイエットの第一歩。
リフレッシュ期(生理中)はカラダをゆっくりと休めて
生理中のリフレッシュ期は、体温を高くするプロゲステロン(黄体ホルモン)が減り、生理開始とともに体温が低くなり、基礎代謝が悪くなる時期。また、生理による出血の影響で貧血気味になりやすく、生理痛、疲労感、眠気なども・・・。
そんな時は、無理なダイエットや過剰な運動は控えましょう。その代わりに、長めの半身浴やストレッチやヨガなどの軽い運動で血行を促進してあげましょう。
精神的な落ち込みもあることが多い時期なので、焦らずゆっくりと過ごしたほうがいいでしょう。
ハッピー期(排卵前)はダイエットにぴったり!
生理後のハッピー期はエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が上昇します。ポジティブな気持ちになり集中力も高まるので、心もカラダもハッピーなのがこの時期の特徴。
そして、テストステロンという男性ホルモンも上昇する時期なので、運動により筋肉がつきやすくなっています。筋肉量が増えると、基礎代謝が高くなり、脂肪を燃焼しやすくなります。
つまり、この時期が生理周期の中で一番、運動してダイエットをするのに適した時期。
少しアクティブ度の高いジョギング、水泳、サイクリングなどに挑戦してみると効果が現れて、ダイエットへのモチベーションもアップするはず!
リラックス期(排卵後)
排卵後のリラックス期は、エストロゲン(卵胞ホルモン)が減り、体温を上げるプロゲステロン(黄体ホルモン)が増えてくるため、体温が高温期になります。
徐々にプロゲステロンによる影響を受け始めるため、腸の動きも悪くなり、からだのむくみや便秘になることも…。
そんなリラックス期は、食事の塩分は控えめにして、食物繊維を多く含む食材を取り入れましょう。また、むくみ解消のセルフマッサージもおすすめです。
スロー期(生理前)
生理前のスロー期は体温が高い状態が続いていて、プロゲステロンによる影響で、むくみやすく、腸の動きも悪くなり、便秘になりがち。リラックス期に続いて、むくみのケアや便秘対策が重要!
また、この時期は、プロゲステロンとエストロゲンの変化に反応して脳の抗うつ作用のあるセロトニンという物質が減るため、精神的な落ち込みや集中力もなくなります。PMS(月経前症候群)の症状も強くなります。心身の不調がピークの時に、厳しい食事制限や激しい運動は現実的ではありません。
この時期の食事のポイントは、アルコールや塩分は控えめにして、炭水化物とタンパク質をしっかり摂って、セロトニンを増やしイライラや気分の落ち込みをできるだけ解消させましょう。ダイエット中は、炭水化物を控えがちですが、この時期には体に必要なものと割り切って、きちんと摂取しましょうね。
前回の生理日って分かりますか?また自分がどの周期なのか分かりますか?
効率よくダイエットするには、生理周期を味方につけることが大事ですが、生理周期の計算や管理は面倒ですよね。女性のカラダとココロに寄り添ったアプリ「カラダのキモチ」なら、生理周期を簡単に管理でき、あなたの痩せやすい時期、痩せにくい時期を教えてくれたり、カラダのリズムに合ったダイエット方法もアドバイスしてくれるんです。
さらに、体重・体脂肪率は生理周期に合わせて“見える化”されるので、ダイエットのモチベーションもキープできるのが嬉しいところ!あなたも生理周期を味方につけて、賢くダイエットしましょう!
記事制作協力:ドコモ・ヘルスケア株式会社
【こちらもおすすめ】知っておきたい!生理周期によるカラダと心の変化、おすすめの食べ物
女性のカラダとココロはとても複雑で、デリケート…。その原因として考えられるのが、男性には無い「生理周期」の存在です。今回、女性のカラダとココロに深く影響する生理周期に合わせたおすすめの食べ物をご紹介します♪