こんにちは!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
年齢を重ねてくると、気になるのが目の周りのシワやくすみ、たるみ。特別なアイケアはまだしていないという方も、アイケアは夜だけという方もいらっしゃると思います。実は、アイケアは朝こそ重要なのです!
今回は朝の忙しい時間でも簡単に取り入れられるアイケア法をご紹介します。
アイケアの重要性とは?
顔の中で、一番皮膚が薄いのが目の周り。他の皮膚の3分の1という厚みしかなく、とてもデリケートな部分です。また、皮脂腺がほとんどないため、目の周りは大変乾燥しやすくなります。
一日に15000回といわれる瞬きや、笑いなど表情によりよく動き、スマートフォンやPCの画面を見たり、細かい作業で酷使されることの多い目元。疲れやすく、シワやくすみ、たるみなどトラブルが起きやすくなってしまいます。
顔の他の部分と同じお手入れだけでは、目元のケアには不十分。保湿をはじめ、シワやたるみ、くすみに効く美容成分で特別なお手入れをする必要があります。
朝のアイケアで日中の刺激から守る!
アイケアは夜しかしない方も多いと思いますが、朝こそ重要です。それは、夜寝ている間よりも、目を開けている日中のほうが目を酷使し、エアコンや紫外線による乾燥など刺激を受けるから。そういった刺激から目元を守り、美容成分を入れてあげることで目元のトラブルを予防することができます。
まず、目元の乾燥対策は万全に行うことが大切です。洗顔後、顔全体にシートマスクをして保湿を行うのも良いですが、時間がない時は目元だけでもコットンパックをしましょう。化粧水をたっぷり湿らせた薄いコットンを、目の周りに3分ほどつけるだけ。
この時、厚みのあるコットンだと重さで目元の皮膚がたるんでしまう元ですので、数枚に剥がせるタイプや、ごく薄いものを使います。コットンにシワが寄っていると、目元にシワが寄りますので、ピンと張るようにしてつけましょう。
目元のシワに美容液を入れ込む
化粧水でたっぷりと保湿をしたら、次は目元専用の美容液の出番です。顔全体の美容液を重ねて付けるより、目元専用に作られた美容液のほうがシワやくすみ、たるみなど目元ならではの悩みに効果が期待できます。
美容液のつけかたのポイントは、シワを指で優しく広げるようにし、逆の指でシワの奥に浸透させるイメージで入れ込むこと。力が入りにくい薬指や、利き手と逆の手でポンポンと優しくなじませます。目元は大変デリケートですので、力加減には充分注意しながらお手入れをしましょう。
仕上げはアイクリームで簡単マッサージ
化粧水で保湿し、美容液で美容成分を入れ込んだら、最後に水分が蒸発していかないようにアイクリームでふたをしてあげましょう。この時、簡単にマッサージをしながらクリームをなじませると目元の血行が良くなり、朝のむくみもスッキリします。
目の周り全体にクリームをつけたら、下瞼の目尻から目頭に向かってゆっくりと伸ばします。その後、目頭からまぶたを通りこめかみまで伸ばしていきます。こめかみにはツボがありますので、中指でギュッと押してみて下さい。眠気も吹き飛んで、すがすがしい朝の始まりになるでしょう。
目元専用の化粧品をまだ使っていない方は、ビタミンC誘導体やレチノールといったコラーゲンを増やす美容成分が入ったものを選んでみて下さいね。目元はトラブルが起きやすいものの、きちんとお手入れをすれば結果も出やすい部分。朝の簡単アイケアでいつまでも若々しくいたいですね。