1月10日:今日は「糸引き納豆の日」
ねばり強く糸ひく性質から、試験や勝負ごとに縁起がよいとされている納豆ですが、交友関係も互いに引きあう関係でありたいものですよね。そんなおつき合いに欠かせないのがマナーですが、この時期ならではのスマートな方法があるようです。
寒中見舞いは1/7~2/4までに!
年賀状をだし忘れた…年明けのうっかりには、寒中見舞いで新年のあいさつができますが、出す時期などのマナーは意外と知られていないようです。
寒中見舞いは喪中で年賀状が出せなかったときや、もらった年賀状への返事が遅れたときのほか、季節の挨拶状としてだすもの。年賀状をもらった場合は、1月7日の松の内までに返事を出すのがマナーですが、この日までに出せなかったときは寒中見舞いをだします。
シンプルなデザインのハガキに、季節のあいさつや近況報告、相手の体調を気づかう言葉をそえるのが基本です。
寒中見舞いの多くは喪中のときに年賀状をもらった場合の返礼ですが、このときおめでたい言葉を使わないことや、日の出・干支など正月をイメージするイラストを入れないことが大切なポイントです。
「年賀状」のかわりに「お年始状」という言葉を使い、喪中はがきを出していなかった場合はお詫びの一文と相手の健康へ気づかう言葉を添えることも忘れずに。全体的にフォーマルにまとめると失礼がないようです。
また「、」「。」など、句読点の使用を避けるのが寒中見舞いの正しいマナー。長文になって読みにくい場合は、改行するとよみやすくなります。
そんな寒中見舞いを出す期間は、松の内があけた1月7日頃~立春までの間。「だす時期」と「用途に応じた内容」を心得ておくと、ステキなオトナ女子になれそうですね♪
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「糸引き納豆の日」とは?
「い(一)と(十)」の語呂合せから、全国納豆協同組合連合会により2011年に制定された。