食欲の秋。美味しいものがたくさん食べられる実りの季節ですよね。来たるべき冬に備えてカラダがエネルギーを蓄えようとして食欲が増し、せっせと脂肪を溜め込み始める時期でもあります。肌の露出も減って、夏の間励んでいたダイエットへのモチベーションも下がり気味ではありませんか?
つい気を緩めて欲望の赴くまま食べ過ぎてしまうと、それは突然やってきます…「あれ?最近太った??」緩んでいた心を一気に引き締める衝撃の一言です。職場の同僚や久々に会った友達に他意なく言われただけでも気になる言葉ですが、もし好きな相手に言われたらショックが大きすぎて立ち直れないですよね。
でも「痩せなきゃ!!」と焦ったり、いきなり激しいダイエットを始めるのはかえって逆効果になるのでNG!では、一体どうすればいいのでしょうか?!
「焦らない」「落ち込まない」「自分を責めない」
ダイエットの基本は無理せず継続することです!“痩せなきゃ”と慌てて食事を抜いたり食べるものを極端に変えたり減らしたりすると、便秘を招いて老廃物が溜まるだけでなく、食事を抜くことで空腹時間が長くなり食べ物を口にしたときにより多くのエネルギーを蓄えようとするので脂肪を溜め込みやすくなります。つまり、ますます太りやすくなってしまうのです!!
“私、太ったんだ…”と落ち込んだり、自分を責めるのもよくありません。そのストレスがあなたをさらに太らせる一因になってしまいます!ストレスによって分泌されるストレスホルモンの「コルチゾール」が脂肪を蓄えたり基礎代謝を低下させる働きがあるため、太りやすくなるだけでなく免疫力も低下して体が酸化しやすくなり、シミ・シワ・タルミを招いて老化を早めてしまいます!!
プラシーボ効果を利用する
プラシーボ効果とは、偽薬(プラセボ)を薬だと思い込んで摂取した場合、病状が良くなるという治療効果を示す言葉で「思い込みの力」や「暗示効果」といった意味でも使われています。この「思い込み」はダイエットにも効果を発揮します!
ある調査によると、18歳〜21歳100人の女性を対象にした肥満に関する実験で「太ったね」「痩せたら?」と言われ続けたメンバーは平均で2キロ増量してしまい、「このままでいいよ」「いい感じだね」と言われたメンバーは体重の増加もなく、逆に痩せたという結果が出ています。
思い込みはネガティブな情報にも無意識に反応してしまいます!言われた言葉もできるだけポジティブに捉えて「太った」という自己暗示をかけないようにしましょう♪
食事のコツは「これを食べたら太る」ではなく「これは食べても太らない」「これを食べたら綺麗になる」という意識です。ダイエットに効果的なお茶やサプリメントを摂るときも同様、「これは効く」という意識を持つことが大切です。
ポジティブに捉え、今の自分に似合うものを見つける
“太った?”という言葉、マイナスな意味合いばかりとは限りません。女性から見て細めのスタイルより、ややぽっちゃり体型さんの方が柔らかそうなイメージで好きだという男性が多数派のようです。「太った?」と言った相手にさらに突っ込んで本音を聞いたら、“その方が好み”という声が聞こえてくるかもしれません。
ダイエットは時間をかけて少しずつ、継続して行うもの。理想の体型に近づくまでは今の自分に合った服・髪型・メイクを知って、自分を魅力的に見せる工夫をしましょう♪
今年の秋冬トレンドは春夏のガウチョに続いて太めのワイドパンツ。アウターも縦長シルエットでお尻を隠してくれるロングカーデやコーティガン、ふわっとゆったりシルエットのポンチョやケープなど体型カバーにはもってこいのアイテムばかり。
流行のライダースジャケットも、マットな質感が体を華奢に見せてくれる効果アリ。ストールをふわりと巻いたりボリューム感のある小物使いで小顔効果も狙えます♪
いかがでしたか?「太った?」と言われて落ち込んだり、急なダイエットに走ってはダメ!ポジティブに捉え、流行のファッションを取り入れて体型カバーしつつお洒落を楽しみながら、食生活の見直しや軽い運動を習慣にすればいいのです♪