今日のカフェボンボンの本棚は、『アザラシの赤ちゃん』。
タテゴトアザラシの赤ちゃんの写真集。動物写真家・小原玲がカナダ東部のセントローレンス湾で20年間に渡り撮影した貴重なアザラシの記録です。暑さもつらさもイヤなことも忘れさせてくれる、究極の癒し本をどうぞ。
『アザラシの赤ちゃん』
著者:小原玲
出版社:文藝春秋
あなたはだあれ? ぼくはタテゴトアザラシの赤ちゃん。流氷の上で生まれたんだよ。
赤ちゃんが産毛に包まれているのは2週間。お母さんが子育てをするのもその期間だけ。だからいっぱいキスしたい。
お母さんそばにいるかな? 鼻先でにおいを嗅いで何度も確かめる。真っ黒いまんまるな目に映るのは、青い空とキラキラ光る氷とお母さん。
キスするとき目を細めて笑っているみたいだね。母アザラシはふわふわな赤ちゃんを愛おしそうに見つめています。
アザラシの赤ちゃんの「朝時間」は、氷のゆりかご。仰向けに気をつけの姿勢の寝姿がこのうえなく愛らしい一枚です。
Love, まっこリ〜ナ
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