6月16日:今日はアフリカの子供の日
チョコレートの原料であるカカオ豆や携帯電話に使われている金属の多くを輸入するなど、日本と関わりの深いアフリカでは紛争や飢餓などにより日々たくさんの命が失われています。労働や貧困で学校へ行けない子も多い現状ですが、医者や先生になりたいなど夢を持ちながら一生懸命生きている子供たちが笑顔いっぱいに暮らせる日がくることを心から願っています。
人はきっと親や国を選んで生まれてきている
助けを必要としている地域や人へは物質・行動・金銭などで支援しますが、手を差し伸べた側も「ありがとう」の気持ちを頂いたり「気づき」を得るなどかけがえのないものを頂いているのではないでしょうか。「暮らしの中でできることから少しずつ感じることから始めよう。みんなのMOTTAINAIがやがて大きな輪になるように」ケニア出身のマータイさんが日本から世界に広めてくれた”MOTTAINAI”。この素晴らしい言葉を誇りに私達も身の回りのちょっとしたモッタイナイを探して自然や物への感謝とリスペクトをしていきたいですね。
アフリカ出身の女性作家がつむぐ傑作
朝読書向きの本をおすすめしてくれる朝美人®公式ブログ『まっこリ~ナのCafe BonBon』で、以前紹介された1冊、「アメリカにいる、きみ」。
アフリカ西部の国ナイジェリア出身の女性作家が、ナイジェリアの苦い歴史が残した不幸の痕跡を、さまざまなストーリーで伝えてくれます。希望に満ちてアフリカから米国に渡った少女がたどる悲しみとは…。アフリカを知ることで、自分の国、自分の状況を振り返り、自分たちにできることを考えたいですね。
「アフリカの子供の日」とは?
1976年南アフリカ共和国ソウェトの黒人居住区で起きた暴動を機に、アフリカの子供たちについて考えていくため1991年アフリカ統一機構(OAU)によって制定された。