今年も「緑のカーテン」の準備をする時期がやってきました。
「花と緑の本」第3弾は、ゴーヤーのカーテンの作り方の本をお届けします!
『みどりのカーテンをつくろう』
作:菊本るり子/絵:のぐちようこ
出版社:あかね書房
日本の暑い夏には、ゴーヤーや朝顔などのつる植物で作った緑のカーテンが大活躍。夏の強烈な日差しをさえぎるだけでなく、涼し気な見た目がさわやかでいいですよね。
本書は、緑のカーテンの作り方をとってもわかりやすく描いた絵本。人気のゴーヤーを例にとりあげ、準備の仕方から日々の世話、実の収穫までを紹介します。
この本、植物の気持ちになって考えているのがいいな。風で支えが揺れたらこわくて元気が出ないからネットはピンと張ろう、とか、つるの先を摘むと「横に広がれってことだね!」と張り切って伸びる、とかね。
くるくる巻き毛がネットにからまって葉が茂り、黄色い花が咲いて、実がなって……。自然のカーテンが運ぶ風は、からだにも心にも心地よいですよね。
ゴーヤーの「朝時間」は、ハチやチョウが花粉を運ぶにぎやかな朝。
本書を購入すると、東日本大震災の被災地支援企画の一環として、一冊につき100円が「仮説住宅×緑のカーテンプロジェクト」へ送られるそうです。
よい週末を!
Love, まっこリ〜ナ