今日のカフェボンボンは、神さまとご利益がわかる『日本のお守り』。
日本各地に伝わるお守りをオールカラーで紹介。
その縁起と由来を知ると、お守りのありがたさにしみじみ。ますます愛着がわいてきます!
『日本のお守り 神さまとご利益がわかる』
監修:畑野栄三
出版社:池田書店
お守りの形は、お札や絵馬、郷土玩具など千差万別。
そのバリエーションの豊かさに驚きます。
袋の形の小さなお守りは、もともとお札を身につけたり携帯できるようにしたもの。
小学生がランドセルにつけているのもほほえましいですよね。
歩くたびに交通安全や学業成就のお守りがぴょんぴょん揺れて。
フーテンの寅さんが首から下げてるのもかっこいい。粋ですね。
これはっ!?と思ったのは、絵馬の厄よけ大蛇。絵馬についた大蛇に前髪があるんです……。
かなり奇怪。でも好き。水天宮の「河童の福太郎」もいい味出してます。
「お守り」として伝えられる郷土玩具もたくさん紹介されています。
玩具といっても、遊びのためではなく、厄よけとして子どもに持たせたものも多かったそうです。
素朴な手作りのおもちゃに、人々の祈りや願いが込められています。
上の写真は、沖縄の魔除けのシーサーと八重山諸島に伝わるミルク神(琉球張り子作家・豊永盛人さんの作品)。書棚にちょこんと置いています。ミルク神は名前も姿も愛らしい、豊穣の神さまです!
Love, まっこリ〜ナ