北京にはロシア街、コリアンタウンなどに加え、
イスラム族(回族)の街もあります。
北京の「牛街(ニウジエ))と呼ばれるここがイスラムの街。
そしてイスラム系の格好をした人たちにも遭遇します。
北京ではイスラム族仕様の料理を出すレストランが多数あり、
そのお店ではお酒がなかったり、豚肉はなかったりするのですが、
北京の町中ではこのようなイスラム族の格好をしている人に出くわすのは稀。
この街はやはりイスラム族の街なんだと実感します。
そして、この街では「羊肉」が多く売られています。
去年の夏にウイグル地方へ旅行をしたときにも、
こうやって羊肉が生々しく売られている光景を目にしました。
ここでは幾分中国的な風情ではありますが、
北京の中心部ではこのようにお肉を生々しく売っている場所はほとんど見かけません。
やはりここはイスラム族の独特の風習が根付いているようです。
スーパーや商店。
すべてがどこか中国っぽくないこの街。
北京の中心地からそんなに離れていない場所にありながらも、
ショートトリップの気分が味わえます。