おはようございます。コスメコンシェルジュの稲毛登志子です。
日中は蒸し暑くても、朝晩は乾燥を感じやすい季節になりました。
そんな「夏の終わりの肌」って意外と困りもの。
だからこそ、くずれにくさと、うるおい感を両立させたベースメイクが欠かせません。
今回は、季節の変わり目にふさわしい、崩れ知らずのベースメイクテクニックをご紹介します。
【1】テカリは部分使いでコントロールする

夏の終わりは、まだまだ汗や皮脂が気になる季節。
特にTゾーンはテカリやすく、気づけばベースメイクが崩れてしまうこともあります。
そんなときに頼れるのが、皮脂崩れ防止タイプの下地。
小鼻やおでこなど、気になる部分にピンポイントで仕込めば、日中のテカリをしっかりブロックできます。
一方で、頬や口元はエアコンや朝晩の涼しさで乾燥しやすいパーツです。
カサつきやすい部分には保湿系の下地を選ぶと、乾燥を防ぎながらうるおい感をキープできます。

化粧下地を一種類で済ませるのではなく、肌の部位ごとに使い分けることで、ヨレや崩れをぐっと防ぐことができます。
【2】ファンデーション選びのコツは“軽さ”

夏のベースメイクは、厚塗りするとかえって崩れやすくなるもの。
だからこそ、夏の終わりには「薄づきで軽やか」なファンデーションがおすすめです。
リキッドやクッションタイプは、少量をスポンジでトントンと重ねると、自然なツヤを残しながら肌にしっかりフィット。
パウダリーファンデーションを選ぶなら、セミマット仕上げが◎。
光をほどよく反射して、肌をきれいに見せつつ崩れにくさもキープできます。
何よりも大切なのは、その日の肌状態をよく観察してファンデーションを選ぶこと。
毎日同じファンデーションを使うのではなく、乾燥や皮脂の出方に合わせて使い分けると、一日中快適な仕上がりを保てます。
【3】フェイスパウダーの塗り方を工夫する

仕上げのパウダーは顔全体に均一にのせず、“崩れやすい部分を重点的に”のせるのが鉄則です。
小鼻やおでこはブラシやパフでしっかり押さえて、皮脂によるテカリをブロック。
目の下や頬など乾燥しやすい部分は、ふんわり軽くのせる程度で十分です。

また、パウダーの質感選びも仕上がりを大きく左右します。
透明感のあるルースパウダーなら、厚塗り感を抑えてサラッと自然な肌に。
パール入りを選べば、くすみを飛ばしてパッと明るい印象に仕上がります。
【4】仕上げで差をつける

汗や湿気でどうしても崩れやすいこの時期、最後の仕上げに取り入れたいのがメイクキープミストです。
ベースメイクの上からスプレーするだけで、肌に薄いヴェールを作り、メイクの持ちをぐんとアップしてくれます。
さらに、日中のメイク直しにもひと工夫を。
汗をかいたときは、まずティッシュで水分と皮脂をやさしくオフ。
そのあとパウダーを軽く重ねれば、朝のメイクがよみがえります。
ポーチにコンパクトなパウダーとフィックスミストを忍ばせておけば、どんなに暑い日でも安心です。
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今朝は、季節の変わり目でも崩れにくいベースメイク法をご紹介しました。
ベースメイクも工夫次第で、ヨレ知らず&うるおい肌をキープできます。
崩れにくさとうるおい感を両立したベースメイクで、季節の変わり目も一日中美しい肌を楽しみましょう♪

