春から初夏、梅雨の時期へと移る季節の変わり目。なんだか体が重い、頭がぼんやりする、めまいや頭痛が続く…。そんな「なんとなく不調」を感じる女性がとても多くなります。
実はこの不調、気温の変化や湿度の影響だけではなく、「腸内の弁=回盲弁(かいもうべん)」のズレによって引き起こされている可能性があるのをご存じですか?
頭痛・めまい・倦怠感の背景にある“回盲弁”のしくみ

梅雨どきの“ぐったり感”は腸が原因かも?
天気が不安定な時期は、自律神経がゆらぎやすく、腸の動きや血流も不安定になります。特に小腸と大腸の境目にある「回盲弁」の開閉に不具合がおこると、大腸の内容物やガスが小腸側に逆流し、腸内で異常発酵が発生。すると、本当なら排泄されるはずの毒素が体に取り込まれてしまい、頭痛、めまい、肌荒れ、だるさなど、全身のあちこちに不調のサインが現れやすくなります。

天気・気圧の変化に弱い人の共通点
雨の日や天気が崩れる前に、決まって調子が悪くなる…そんな方の体は、内臓が気圧変化に敏感になっている状態かもしれません。
飛行機に乗ったときにお腹が張ったり、便秘・下痢になる人は要注意。腸内のガスが膨張し、回盲弁が機能不全を起こして、腸からの“逆流”が自律神経や血管にも悪影響を及ぼします。

食生活の見直しも大切なカギ
気圧や天気に左右されない体づくりには、食習慣の見直しも欠かせません。
特に生野菜やナッツなどの消化に時間がかかるもの、カフェイン・スパイス・アルコールなどの刺激物は、腸にとっては負担となることがあります。こうした食品は一度に大量に摂らず、野菜にはなるべく火を通して食べたり、量を減らすだけでも体がラクになる方も多いのです。
ノンカフェイン・ハーブティーや、コーヒーをデカフェに変えるといった工夫も効果的です。

やさしく整える「おなかのハンズケア」
不調の根本にある「腸のゆるみ」や「弁のズレ」をやさしく整えてくれるのが、「おなかのハンズケア」。手でふれながら腸の固さやズレを整えるナチュラルケアで、回盲弁の開閉や内臓の位置、神経のバランスに働きかけます。
おなかが整えば、自律神経も安定し、気圧や天候の変化にも強い体質づくりが可能になります。

まとめ
季節の変わり目や梅雨の時期にあらわれやすい、頭痛・めまい・倦怠感といった症状。
その背景には、気圧の変化による腸の“弁”である回盲弁の不調、腸内環境の乱れが隠れているかもしれません。梅雨時期に体調が出やすい方は、2週間ほどだけでもカフェインやスパイス、生野菜やナッツなどの刺激が強い食材を控えて、腸をやさしくいたわる食生活を意識してみてください。
そして、内側から整える「おなかのハンズケア」で、天気や季節の変化にも影響されない、しなやかな体づくりをはじめてみませんか?
【2分でできる】腸のハンズケア動画
梅雨時期の頭痛、雨の日に体調が崩れやすい方に。優しくお腹に手を当てて行う簡単セルフケアで、おなかの働きをサポートします。
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【雨天で頭痛になる方に/回盲弁のハンズケア】
【おなかが冷えやすい方に/小腸のハンズケア】
次回は、<疲れた胃腸をかんたんリセット!今すぐできる“プチ断食”のすすめ>です。お楽しみに!

