おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
朝夕が涼しくなってくると、温かい煮込み料理が食べたくなってきませんか?
気温が下がると、かぶが甘くおいしくなってきます。かぶは薄く切って、そのままサラダとして食べてもおいしいのですが、鶏肉の旨味を吸わせる「しみしみ煮」もおすすめ。かぶの葉も捨てずに一緒に煮込みます。
10分間煮込むだけで出来て、煮ている間にあと1品作れるのも魅力。時短で調理できて、こってりしすぎないので、朝のおかずにもぴったりですよ。
驚くほど簡単でおいしい「かぶと鶏肉のしみしみ煮」
材料
かぶ 2個(200g) ※かぶの葉があれば一緒に使います
鶏もも肉 1枚(250g)
(A)すりおろし生姜 小さじ1
(A)だし醤油・本みりん・酒 各大さじ1
水 200ml
白ごま油 小さじ1 ※サラダ油などでもOKです
作り方
1) かぶの葉は小口切り。かぶは葉を切り落としたところを下にまな板に置いて1cmの厚さに切る。鶏肉は余分な脂を取り一口大に切る。
2) フライパンに鶏肉を皮を下にして並べ、焼き色がつくまで焼く。焼き色がついたら、かぶとかぶの葉、白ごま油を入れ1分炒める。
3) 水と(A)を加え中火で10分煮込む。時々混ぜて、水分がほとんど無くなったら出来上がりです。
鶏から出た旨味を、かぶが吸ってしみしみになっておいしいですよ。
火いらず!塩だけで簡単「カブの梅塩昆布和え」の作り置き
「かぶ」ってどんな野菜?
かぶは葉に栄養がたくさん詰まっています。葉がついているかぶを見つけたら、捨てずに使ってくださいね。
かぶの葉には、βカロテンやビタミンCが含まれ、根(白いところ)の部分には消化酵素のアミラーゼが含まれ、胃腸に優しい食材です。
かぶは日本で古くから食べられている野菜の一つで、全国各地で色々な品種があります。かぶは旬が2回あり、3月~5月の春のかぶと、10月~12月の秋のかぶがあります。
おいしいかぶの見分け方はハリがあって、葉の部分も緑が鮮やかで瑞々しいものがお勧めです。新鮮なものは皮をむかずにそのまま食べられます。古くなると皮が固くなるのでむいて使いましょう。保存するときはポリ袋に入れ、野菜室で3日程度を目安に保存します。
新鮮なかぶは生で食べても甘いので、薄く切って塩もみをしてもおいしい浅漬けになります。
よく切れて、さびない!頼れる白い包丁「京セラ セラミックナイフ」
また、少し手間暇はかかりますが、かぶをすりおろして蒸す「かぶら蒸し」も絶品ですよ。作り方はこちら↓
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12634628296.html
旬のおいしいかぶを堪能しましょうね!次回はりんごのおいしい食べ方をご紹介します!
☆この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!