おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回おこなうのは、生理前の腰のダルさにアプローチするストレッチ。
生理前、ズーンと重ダルくなる腰。この症状は主にホルモンの作用によるもので、子宮だけでなくその周りの血管が収縮し、血流が悪くなり、冷えが生じることが関係していると言われています。
また、ダルさや痛みを自覚しているとき。「体を動かしたくない」と、つい同じ姿勢を長時間取り続けてしまいがちですが、それもまた血液の流れを滞らせて、痛みを悪化させる原因になってしまいます。
生理前の腰痛にお悩みの方は、腰まわりを温めたり、ストレッチをおこなったりして、血流を促してあげましょう!
ここからは、寝ながらおこなうストレッチのやり方をご紹介していきます。
【寝ながらOK】生理前の「腰のダルさ」にアプローチするストレッチ
1)うつ伏せになり、肩の下にひじをついて上体を軽く起こします。左ひざを曲げて、股関節の延長線を目安に引き上げましょう。
2)右ひざから下を、床から持ち上げます。左手で右足の甲をつかんだら、無理のない範囲でお尻に引き寄せましょう。
3)右腕を真横に伸ばして、体を支えます。【息を吐きながら】右体側をゆっくりと床につけて上体の向きを変えたら、右脚も床につけましょう。
4)右手を左ひざの上に置き、床に向けて軽く押し下げ腰まわりのストレッチを深めます。頭は床に下ろし、目線は正面・天井に向けましょう。反対側も同様におこないます。【回数:呼吸を5~10回】
姿勢がツラい場合、3で右側頭部を床に下ろして呼吸を繰り返します。
ポイント
- 上側の脚(ひざ)は、床から浮いていてもOK。ひざよりも、それぞれの肩を床につけることを優先する!
- もともと腰・背中に痛みがある場合は、無理にストレッチをおこなわないこと。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!