「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪
第13回:2023年も折り返し!今年前半をポジティブに振り返る秘訣(前編)
おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも
「忙しくて自分の時間がなかなかとれない
「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」
「突然できた自由時間を持て余してしまう」
…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方をご紹介しています。
第13回目の今回は、2023年前半を「できなかった」で終わらせない「ポジティブ振り返り」のヒントをお届けします。
今年の後半を素敵なものにするために。前半を振り返ろう
あっという間に2023年も折り返し地点を過ぎました。毎年「あっという間」と言っている気がしますが、時間が経つのは早いですね。
折り返し地点の今、自分の時間をつくるためにぜひやってほしいのが「振り返り」です。
私が13年プロデュースしている朝活手帳では振り返りを重要視していますが、振り返りが苦手な人が多いと思います。私もそうだったので、よーく分かります。
振り返ると、できなかったことにやけに目が行くので、ダメな自分とか、できなかった自分を認めたくないですよね。
「ああすればよかった、こうすればよかった…」と思い返したり、過去の嫌なことをふと思い出して「ああああーーー!」と叫びたくなったりしますよね。
でも、ちょっと待ってください。それって自分を「どうせできなかった前提」で見ていることになりませんか?
振り返ってみると、この半年間でできていることは結構あるはずです。「まあ、よくもこんなに頑張ったねぇ!」と感動することだってあるはずなんです。
「どうせできかった前提」をやめ、振り返ったらゼッタイできたことがあるはず!と、できたことを宝探しする感じで取り組んでみませんか?
「できなかった」で終わらせない「ポジティブ振り返り」のヒント2つ
とはいえ、慣れないと、できたことを数えるのも難しいかもしれません。
そこで今回提案するのは、自分のできたことを数える「ポジティブ振り返り」です。
ボジティブ振り返りのポイントは2つです。
1. 小さくてもいいので「できたこと」を数える
2. 「できなかったこと」があっても「それによってよかったこと」を書き出す
例えば
- うがい手洗いをしっかり続けたので風邪を引かなくてすんだ!
- ◯◯さんのライブにいくことができた!
など、できたことは数えればたくさんあるはずです。
また、できなかったことがあったときも、それによってよかったことがあるはずなので、それを書き出してみましょう。
例えば、次のように考えてみてはいかがでしょうか。
- 転職活動がうまくいかなかった→そのことで、何度も自己分析をやり直して次に向けてパワーアップする準備ができた
- 体調を崩し気味だった→そのことで、睡眠時間を◯時間切ると自分は体調を崩すことがわかった
いったん、ポジティブ振り返りのステップを踏んだあとだと、「自分はダメだ」「できなかった」と落ち込みすぎずに、「じゃあ、もっとできるようになるにはどうする?」「できなかったことにどう向き合う?」と前向きに考えることができますよ。
ちなみにこの作業は夜だとやはり「できなかった」に注力しがちになるので、朝の光を浴びながら行うのをオススメします♪ 今はちょうど日の出が早く、早起きしやすいタイミングなのでぜひ試してみてください。
明日公開予定の後編では、ネガティブになりすぎずに、今後の改善点を振り返るコツについて解説します!
☆本連載は毎月1日・2日に公開します。