反省も改善もポジティブに♪次につながる「振り返り」のポイント3つ

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪

第13回:2023年も折り返し!今年前半をポジティブに振り返る秘訣(後編)

おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。

この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも

「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」

「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」

「突然できた自由時間を持て余してしまう」

…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方を紹介します。

前回の記事では、2023年前半を「できなかった」で終わらせない「ポジティブ振り返り」のヒントを2つ紹介しました。

後編の今回は、ポジティブ振り返りの後の次のステップ、改善点を考えるときのポイントについて紹介します。

前回のおさらい

前回は、「自分はどうせダメだった前提」だと振り返るのがユウウツだけど、自分のできたことを数える「ポジティブ振り返り」をすれば振り返りが楽しくなるという話をしました。

ボジティブ振り返りのポイントは2つです。

1. 小さくてもいいので「できたこと」を数える

2. 「できなかったこと」があっても「それによってよかったこと」を書き出す

いったん、ポジティブ振り返りのステップを踏んだあとだと、「自分はダメだ」「できなかった」と落ち込みすぎずに、「じゃあ、もっとできるようになるにはどうする?」「できなかったことにどう向き合う?」と前向きに考えることができます。

ポジティブ振り返りのあとは、反省と改善!

できたことを振り返って「自分、ホントよくやってる!」を最初に味わうことができると、反省や改善点の洗い出しもスムーズになります。

その状態になったらぜひ取り組んでもらいたいのは、次の3つの項目に沿って考えてみることです。

1. 良かったこと/今後も続けたいこと

2. うまくいかなかったこと/その理由

3. 今後実施すること

プロデュースしている朝活手帳では、四半期ごとにこの3つの項目を振り返ることができるように、シートがあります。こちらをマネして定点観測するのをおすすめします。

同じ項目で、時間を置いて振り返ることで、自分がどこまでできたか、次はどうすればいいかが分かるようになりますよ。

わたし、ホントによくやってる!を最初に見つけよう

以上、2023年前半を「できなかった」で終わらせないための振り返りのコツを解説しました。

ポイントは次の3つです。

  • 最初に「できたこと」を数える
  • できないことがあっても「それによってよかったこと」を数える
  • 上記2つを経てから、改善点や反省を、3つのポイントにそって考える

こうすれば、「わたしって、ホントによくやってる!」と自分を認めることができ、振り返りへの苦手意識が減りますよ。

そうして、反省や改善点を考えることによって、その後に繋げていくことができます。

この調子で2023年後半も駆け抜けていきましょう♪

☆本連載は毎月1日・2日の公開です。

☆前編「「できなかった」で終わらせない!「ポジティブ振り返り」のヒント2つ」 >> https://asajikan.jp/article/250910

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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